『百英雄伝 Rising』がXbox Game PassとPC Game Passで5月11日より配信開始

5 月 10 日発売と同時に Xbox Game Pass で配信されたことを記念して、『百英雄伝 Rising』がどのような世界観で、2023年発売予定の RPG『百英雄伝』に向けてどんな物語になっているのかを探っていきたいと思います。本作のゲームデザイナーである村山吉隆氏に、ファンからのよくある質問に答えていただきました。

---

『百英雄伝 Rising』は、『百英雄伝』のプロローグ的な物語だとうかがっています。『百英雄伝 Rising』と『百英雄伝』のあいだは、どのくらいの空いているのでしょうか？　数ヶ月？　数年？　数十年？

村山：『百英雄伝』が始まる数か月から一年ほど前となっており、『百英雄伝 Rising』の登場人物もそのまま『百英雄伝』本編に登場する形です。

『百英雄伝 Rising』は、『百英雄伝』の戦争が勃発する前の物語です。登場人物たちは戦争が起こることを感じとっているのでしょうか？　もしそうなのであれば、彼らにどのような影響を与えているのでしょうか？

村山：バックボーンとしての戦争の予感は、まだあまり登場しません。『百英雄伝 Rising』はそれ単体でも楽しめるストーリーとして成立しています。

『百英雄伝』のようなターン制バトルではなく、街づくり要素を取り入れた横スクロールのアクションゲームにしたのはなぜでしょうか。

村山：『百英雄伝 Rising』は『百英雄伝』本編とは違って、価格帯の安いタイトルとなっています。そのため限られた期間での制作となり、その中で遊びを生み出せる形式を選択した結果です。

開発の時間とリソースを『百英雄伝 Rising』に使ってしまうことについて、『百英雄伝』本編の開発が遅れてしまうのではないかと心配しているファンがいるようです。

村山：『百英雄伝 Rising』の企画・制作はナツメアタリが独立して行っており、『百英雄伝』本編とは別チームとなっておりますのでご安心ください。『百英雄伝 Rising』も本編もそれぞれのチームが全力です。

---

古代遺跡と魔導レンズを巡る血沸き肉躍る冒険と街づくりが、『百英雄伝 Rising』のストーリーの骨子です。主人公たちは、遺跡でお宝を見つける傍ら、地震で被害を受け財政難に苦しむ街の復興にも尽力していきます。その過程で、遺跡の発掘に反対する人々と冒険者たちの軋轢を解決し、お互いが宝を追い求める理由を知り関係を深めていきます。『百英雄伝 Rising』は、Xbox One、Xbox Series X|S、Xbox Game Pass および PC Game Pass で 5月 11 日よりリリースされました。

※この記事は米国時間 5 月 10 日 に公開された “Eiyuden Chronicle: Rising Available Today with Xbox Game Pass and PC Game Pass”を基にしています。