『The Last Case of Benedict Fox』: 来年早々、ベネディクト フォックスは最後の事件に挑む

こんにちは、ゲーム開発会社の Plot Twist です。ポーランドのインディー ゲーム シーンにおいてはまだ若い会社ですが、経験豊富な開発者が在籍しているスタジオです。「Xbox & Bethesda Games Showcase」において、『The Last Case of Benedict Fox』という最新プロジェクトを公開したばかりなので、早速皆さんに本作の情報をお伝えいたします。

私たちはこのプロジェクトを開始したとき、プレイヤーであるあなたが信じられるような写実的な世界を生み出し、あなたの心に残るストーリーを語り、あなたを引き込むゲーム プレイを設計したいと考えました。そこで『The Last Case of Benedict Fox』は、手作りのメトロイドヴァニア体験ができる作品に仕上げました。

この「手作り」とは、メトロイドヴァニアの深みと豊かさ、そしてシネマティック プラットフォーマーの没入感をシームレスに融合させることを意味しています。悪魔と戦い、精巧なパズルを解き、超現実的な迷路を探索しながら、秘密組織、禁断の儀式、冷酷な殺人など、ねじれきった世界を解明していきます。

ベネディクトの捜査を特別なものにしているのが、彼のコンパニオンです。ベネディクトという探偵は生まれながらにして悪魔のような存在と契約しており、それ以来運命を共にしています。このこと自体、とても興味深いことですが (これについては別の機会に話します!)、ある種の実用的な要素が備わっています。

まず、コンパニオンの能力によって、最近亡くなった人の心の中というべき辺獄を探索して、「証言」を得ることができます。辺獄は、記憶や感情、トラウマが物理的な形をしている超現実的な世界で、そこではあらゆるものがベネディクトに危害を加えようとしてきます。

このとき、コンパニオンである悪魔は、戦闘において大きな戦力となります。彼の力 (もちろん触手も!) と銃火器、そして周囲をうまく利用して、敵に勝ちましょう。ただし、集中力と戦術的なアプローチが、あなたにとって最大の味方であることは忘れないでください。

『The Last Case of Benedict Fox』については、まだまだお伝えしたいことがあります。ノワール フィクションの影響、20 世紀初頭のジャズ サウンドトラック、ティム バートン風のアート スタイル、とある家族の陰惨な物語……。あなたが超自然現象のミステリーに興味があるならば、2023 年春にベネディクトが捜査を開始するまで、是非引き続きチェックし、楽しみにしていてください。

※この記事は米国時間 6 月 12 日に公開された “Benedict Fox Will Take Up His Last Case Early Next Year” を基にしています。