シネマティックで新時代を感じさせる、往年の名作アクション RPG: 『ディアブロ IV』
概要
- Blizzard Entertainment から発表されている待望のシリーズ新作『ディアブロ IV』では、古きよきダンジョン探索と今風のシネマティックな演出が融合を果たしました。
- ローカル協力プレイ、クロス プレイ、クロス プログレッションに対応する『ディアブロ IV』は、2023 年 6 月 6 日に Xbox One、Xbox Series X|S発売予定。現在予約受付中です。
- 『ディアブロ IV』のいずれかのエディションを予約すると、オープン ベータへの先行アクセス権と乗騎「光の使者」を受け取ることができます。
サンクチュアリへと舞い戻った瞬間に感じる、『ディアブロ IV』の慣れ親しんだ気持ちよさ ―― ホット キーを活用しての小気味よい戦闘から、アイテムやスキルを揃える満足感まで、これぞまさにアクション RPG というジャンルを代表する名作への真の回帰と呼べるでしょう。何より驚くべきは、この名作が華やかな衣を新たにまとい、昔ながらのダンジョン探索を格段に今風の内容に進化させている点です。
ご存知の通り、『ディアブロ』は 1997 年登場の第 1 作目以降、現代のゲームに大きな影響を与えてきました。戦利品、能力のクール ダウン、ランダム クエスト、協力プレイといった要素は、ファンからゲーム開発者へとキャリアを進めた人々によって再利用、再解釈され、数十年経った現在も、あらゆるゲームのシステムを構築する際にも重宝されています。Blizzard は、『ディアブロ IV』でみずからが作り上げたテンプレートに立ち返ろうとしていますが、この新作にしばらく触れたファンであれば、それがリスペクトに満ちた原点回帰であることがはっきり分かるでしょう。新たな魔物の侵攻に苛まれるダークな中世ファンタジーの世界観と、重厚な物語とが相まって、かつての『ディアブロ』をそのまま感じられると思います。
視点とカメラワーク
本作が革新的なのは、体験そのものの表現方法にあります。『ディアブロ IV』は従来同様、俯瞰視点でプレイすることに変わりありませんが、要所で文字通り、物語の中にダイブし、新鮮な切り口でストーリーを演出し、プレイヤーをアクションに引き込んでいくのです。カット シーンは映画風のカメラ アングルで展開し、登場人物の口から発せられる言葉だけでなく感情にも焦点が当てられ、説明的なシーンでさえ、苦境に立たされたサンクチュアリの世界を垣間見れるような豊かな体験に変えています。そして、それを支えるのが、ある主人公の声を担当するラルフ アイネソン (Ralph Ineson / 代表作に映画『ウィッチ』など) 氏はじめ、本物のハリウッドの才能です。
お宝探しに夢中のゲームで、ダンジョンから運び出した戦利品まみれのマイ キャラクターを眺めるのはいつだって楽しいものです。無口なヒーローとは程遠く、物語が自分の周りで起こるというよりも、自分のキャラクターが物語の一部となるのです。さまざまなアーマーやエルドリッチな武器がもたらすステータス バフやアビリティをまとうのは、華やかで分かりやすい報酬です。また、ファッションにこだわる人のために、自分らしさを演出するトランスモグ (装備の外観だけ変更できる) 機能も完備されています。
この「外観と実効果」の方向性はアクションにも反映されており、『ディアブロ IV』では戦闘の遊びやすさと今風の派手さの中間点を上手く実現しています。アビリティは敵にも世界にもしっかり機能し、たとえばバーバリアンの戦士の重厚な打撃能力は、リアルな物理演算でスケルトンを粉砕しますし、ソーサレスの火炎魔法はカタコンベに群がるヴァンパイアを焼き払い、煙る骨の山を築くこと請け合いです。そして、これだけのディティールがあっても、『ディアブロ IV』は最も忙しい瞬間でさえ視認や反応がしやすく、さらに膨大なスキル ツリーをいじれる可能性に富んでいることが感じられると思います。(もちろん、より安全な場所で数十匹の魔物と同時に戦うこともありますので、ご心配なく! )
広大な世界の探索
新たなオープン ワールドへのアプローチも要注目です。依然として、『ディアブロ IV』では仕掛けられたダンジョンや入り組んだストーリー上の要所で激しい戦闘が発生しますが、その途中に探索できる巨大な世界が丸ごと用意されているのです。たとえば、雪に覆われた山脈をひたすら探索すれば、思わぬ財宝やサイド ストーリーに出会うこともあるでしょう。ネタバレにならない程度に言うと、後者では特に重厚なミステリーが楽しめるかもしれません (ファンタジーと一緒にホラーも楽しみたい人にはたまらないと思います）。
『ディアブロ IV』の広大な世界は、協力プレイの可能性を広げ、マルチ プレイならではの予想外にエキサイティングなひとときを提供してくれるだけでなく (これほど広く脅威的な世界では、仲間に遭遇したときも独特のスリルがあります)、ビジュアル面へのこだわりも楽しみどころです。廃墟と化した村から、デス ヴォイスに満ちた無人の地へ。そこからさらに、入り組んだ物語や奥深いシステムが満載の街全体へ。『ディアブロ IV』の様々なロケーションは、ひとつの冒険という以上に、キャラクターを構築するための真のロールプレイング世界を感じさせてくれます。
『ディアブロ IV』は、Xbox Series X|S、Xbox One、Windows PC 向けに 2023 年 6 月 6 日発売予定です。しかし、本作を予約するとオープンベータ (詳細は後日発表) への参加権が与えられ、この地獄のような楽しさをひと足早く体験することができます。また、乗騎「光の使者」を使用して、より広いサンクチュアリの世界を颯爽と楽しむことも可能になります。『ディアブロ IV』のスタンダード版、デジタル デラックス版、アルティメット版の各エディションは現在予約受付中です。それぞれの内容は、以下の Xbox ストアへのリンクからご確認ください。
※この記事は米国時間 2022 年 12 月 9 日に公開された “Diablo IV Is a Classic Action-RPG Wearing a Deeply Cinematic New Skin” を基にしています。