Xbox がオンライン上のプライバシーをテーマにした『Minecraft』の新しい学習体験と保護者向けの安全対策を発表

インターネットが、私たちのつながり、学び、遊びのための主要な場所であり続けるために、Xbox ではオンライン上の安全について理解していただくことが最重要課題となっています。本日は、第 20 回目の国際セーファー インターネット デー (Safer Internet Day: より安全なインターネットの日) であり、マイクロソフトにとっても、誰もが自分の決めた環境で、安心して楽しむことができるオンラインの世界を作るための誓約を再確認する日です。

Xbox の Trust & Safety チームは、Xbox でゲームを遊ぶプレイヤーや家族が安心できるようサポートをする役割を担っています。安全性、プライバシー、コミュニティの健全性など多面的なアプローチで、家族全員がより安心してゲームを楽しむためのツールや教育を、親や子ども、介護者に提供することに重点を置いています。インターネットが安全であることは Xbox の課題だけでなく、多くの家庭にとっての優先事項であるという認識のもと、さまざまな資料を選択できるように整えています。Xbox のオンラインの安全性やプライバシーに関する情報を一覧できる「Xbox のファミリー設定」、子どもたちに Xbox のプライバシーについて教える「Xbox によるお子様のデータ収集」などの家族向けの資料を作成し、コミュニティ規範とガイドラインを確立して、Xbox プラットフォームで容認される交流と容認されない交流の種類をプレイヤーが理解できるようにしています。

Xbox が安全なインターネットへの取り組みを続ける中で、国際セーファー インターネット デーをどのように捉えているか、いくつかご紹介したいと思います。筆者は最近、Xbox Podcast に出演しているジェフ ルーベンスタイン (Jeff Rubenstein) と一緒に、安全性に対する Xbox の進化したアプローチや、あらゆる年齢のプレイヤー、保護者、介護者が協力して、個人の安全志向に合った方法で、Xbox の資料を活用する方法について話をしました。筆者は子を持つ親であり、Xbox に携わる者であると同時に、プレイヤーであり、顧客でもあります。これらの異なる立場を持つことで、ゲームを通じて、オンラインでの安全確保や許容上限額、スクリーン タイムなどに関する好ましい習慣について親、子ども、保護者の間で率直に話し合うことができることを、身をもって体験しています。


『Minecraft Education』に新しい教育版コンテンツ「Privacy Prodigy」が登場


世界中の家庭や教育関係者は、青少年が遊び、学び、有意義な人間関係を築くデジタルの世界で安全に過ごすための方法をつねに探し求めています。Xbox では、クリエイティブな学習環境を提供することで、より楽しく学習していただけると確信しています。

本日、没入型のゲームベースの学習体験「Privacy Prodigy」 (英語) を公開します。これは、昨年の「Home Sweet Hmm (ホーム スイート ホーム)」を含む『Minecraft Education』の「CyberSafe」シリーズを引き継ぐものです。「Privacy Prodigy」は、7 歳から 18 歳までのプレイヤーが、公共の場でデータを保護する方法やデータを保存する場所など、社会に出てから個人データを安全に保つ方法を学べるように設計されています。各チャレンジは、生徒と保護者が、自分の個人データに誰がアクセスするべきか、なぜアクセスするべきかについて、より多くの情報に基づいて意思決定する方法を学べるように構成されています。

この 1 人用のゲーム体験では、青少年に信頼できる範囲という概念を紹介します。管理すべき情報の種類と、共有できる情報を見極める力を養います。個人情報を守ったり、情報漏洩に起因する問題を軽減したりする方法についても学びます。

「Privacy Prodigy」は、『Minecraft Education』のレッスン ライブラリで利用できます。皆様の生徒、ご友人、ご家族 (またはご本人) など、自宅で『Minecraft: Bedrock Edition』をプレイしている方は、Minecraft マーケットプレイスにて無料で提供されている「Privacy Prodigy」にアクセスしてみてください。


ゲームの会話を安全で楽しいものにするための Xbox の取り組み


フレンドやプレイヤーとのコミュニケーションも、オンラインのコミュニティにおける重要かつ楽しい要素のひとつです。オンラインでゲームをプレイするときは、GIF や絵文字、あるいは対戦終了時に「おつかれさまでした」の意を端的に表す「GG」(グッド ゲーム) など、あらゆる種類のコンテンツを共有することが一般的です。世界中にいるプレイヤーにとって、特定の絵文字、メッセージ、スラング用語は、文化や地域の差異によって異なる意味を持つことがあります。 Xbox は、より安全なゲーム体験を可能にするコンテンツ モデレーション (投稿監視) ツールを通じて、何が単なる「ゲーム用語」で何が有害なコンテンツなのかを判断する手助けをすることができます。

Xbox は、ゲームの会話を安全で楽しいものにするために、年間 180 億以上のインタラクション (プレイヤー間のやり取り) を「Community Sift」で精査しています。モデレーション プラットフォームである「Community Sift」には、文化や地域の慣用語に加え、20 以上の公式および非公式の言語を理解する言語と文化の専門家チームが所属しています。


Xbox で安全にゲームを楽しむための、保護者やプレイヤー向けの簡単なヒント


  • 定期的にお子様と一緒に安全を確認し、遊びましょう

安全なオンライン ゲームについてお子様と率直に話し合い、一緒に遊びましょう。一緒にプレイすることで、お子様が遊んでいるゲームの種類、一緒に遊んでいる相手、話し合うべきオンラインの話題などについて理解を深めながら、双方向の会話をすることができます。

  • 家族グループとお子様用のアカウントを作りましょう

まだ家族用のグループとお子様用のアカウントを作成していない場合でも、Xbox では簡単に作れます。アカウントは年齢別に分かれており、保護者はアクティビティに関連する通知を受け取ることができます。家族グループに追加すると、保護者や介護者は、プライバシー、コンテンツ フィルター、オンラインでのコンテンツの購入など、年齢に応じた制限に基づいて、お子様ひとりひとりのオンライン体験を簡単にパーソナライズすることが可能です。このページのステップに従うだけで、パーソナライズは簡単に始めることができます。

iOS および Android デバイス用に無料でダウンロードできる「Xbox Family Settings アプリ」は、スクリーン タイムの設定、レポートによるゲーム アクティビティの把握、お子様の支出管理、フレンド リクエストの確認など、さまざまな確認と設定をスマートフォンから簡単に行うことができます。「Xbox Family Settings アプリ」は、こちらの動画にて機能をご覧いただき、利用する準備ができたらこちらのページよりダウンロードできます。

「Xbox のファミリー設定」では、プライバシーに関する情報やプライバシー ツールへのアクセス、「Xbox Family Settings アプリ」、コミュニティ規範など、Xbox が家族向けに提供しているサービスについて詳しく紹介しています。

追加の資料をお探しの場合は、下記の情報もご確認ください

プレイヤーを通報する方法ケース レビューの提出方法

※この記事は米国時間 2023 年 2 月 7 日に公開された “Xbox Celebrates Safer Internet Day with Minecraft’s New Privacy-Themed Learning World and Safety Tips for Parents” を基にしています。