「セーファー インターネット デー」に合わせ、『Minecraft Education』にて「CyberSafe: Good Game」を発表

オンライン ゲームは、若者が毎日のように他人とつながるための手段のひとつとなっています。魅力的かつクリエイティブな空間でプレイヤーは交流し、そこでコミュニティを築きます。Xbox では、すべてのプレイヤーが歓迎される体験ができるよう努めており、そのための重要なステップは、プレイヤーが安心して遊べる環境を作ることであり、共に繁栄するデジタル コミュニティを育むことです。

オンライン環境には、現実世界のシナリオとは異なる独自の課題があり、特に若いプレイヤーにとっては、様々なデジタル スキルが必要です。こうしたスキルを培うことができ、若者がオンラインで楽しく安全に過ごせるようにデザインされた新たなアドベンチャー「CyberSafe」 (紹介ページは英語、ゲーム内コンテンツは日本語にローカライズ済み) シリーズが『Minecraft Education』に、「セーファー インターネット デー」と連動して加わりました。

「CyberSafe: Good Game」は、ストーリー仕立てのアドベンチャーで、マルチプレイヤー ゲームやその他のオンライン活動に関わらず、健全なオンライン交流、コラボレーション、実りあるデジタル体験を可能にする責任、ツール、対応、戦略など、オンライン上での様々な交流について理解することができます。

『Minecraft Education』のユーザーは、ゲーム内のレッスン ライブラリに「CyberSafe: Good Game」があるのでチェックしてみてください。『Minecraft』(Bedrock 版) のプレイヤーは、Minecraft Marketplace にて無料で入手できます。


オンライン ゲームを通じた冒険


「CyberSafe: Good Game」の舞台は、夏休みに入る直前に、大好きなゲームでのレベル アップ方法について友人たちと話し合うところから始まります。残念ながら、彼らの友人のひとりは、オンライン上でのいじめに遭遇し、イライラしてコントローラーを壊してしまったため、遊べなくなりました。

そんな友人を助けるため、プレイヤーたちは「Good Game Guide」を作成します。このガイドブックは、より安全で楽しいゲーム体験をサポートするために、そして困難なオンライン状況を管コントールするための有用な方法が書かれているのです。

「CyberSafe: Good Game」では、ゲームにおける体験を妨げるオンライン空間でのいじめ、ゲーム内チャットによる過度のいやがらせ、不適切なスクリーン ネームや言葉遣いなど、オンライン空間で経験するかもしれない問題に直面します。各シナリオでは、適切なツールを使って問題に対処するチャンスが用意されており、プレイヤーは「無視」、「修正」、「ミュート」、「報告」のいずれかを選択して、問題を解決していきます。

各チャレンジの後、プレイヤーは経験したことを振り返り、「Good Game Guide」に記入します。冒険の終わりには、このガイドブックを今後のオンライン ゲーム体験における行動規範として使用できるようになるでしょう。


すべての人にとってより良いオンライン コミュニティの構築


「CyberSafe: Good Game」は、オンライン上においても責任感と敬意、優しさ、思いやりをもって他者と接することを強調しています。このゲームを体験することで、効果的なツールや戦略をオンライン空間に適用することができ、適切な対応を練習する機会となり、その使用を正常化して共感と責任あるデジタル行動が学べます。

『Minecraft』プレイヤー セーフティ ディレクターの Carlos Figueiredo氏は「CyberSafe: Good Game」についてこのようにコメントしました。「これは安全にオンラインの旅ができる方法を学ぶ CyberSafe シリーズの最新の学習アドベンチャーです。より多くの協力と対話が必要とされる今の世の中において、健全で尊敬に値するコミュニティを育むための文化的転換を促すことが、何よりも重要なことなのです」

世界にテクノロジーが浸透するにつれ、若者たちがデジタル空間をより良くするためには、こうした学習は非常に重要です。

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調査によると、若者がオンラインの世界で活動していくのに、親や教育者が果たすべき役割が重要であることが示されています。マイクロソフトが毎年実施している「グローバル オンラインの安全性アンケートの結果」によると、対象となった子どもの 87% が、オンライン上のリスクについて親に相談したと回答しています。つまり、若者はこのような問題に関して親を信頼しており、親や養育者、信頼できる大人と話すことは、より安全なオンライン習慣を作るうえで大事な要素なのです。

このような会話は必ずしも容易ではありませんが、親が心に留めておくとよい強力な戦略があります。米国の国立標準技術研究所 (National Institute of Standards and Technology) の報告書 (英語) には、いくつかの重要な発見が紹介されています:

早めに話し合いを始める

デジタル技術の利用を通じて社会に参加する「デジタル シチズンシップ」に関する話し合いは、若者がテクノロジーを使い始めたらすぐに始めることができます。小学生になるころには、子どもたちはすでにセキュリティやプライバシー、オンライン上のリスクについて知っていることが多く、安全に過ごす方法を学びたがっています。

若者のオンラインでの振る舞いを適切に導くために、話し合おう

親はオンライン上のプライバシーやセキュリティについて話すのをためらうかもしれません。しかし、子どもたちが親に話すことで、たとえ高度で技術的な話でなくとも、オンライン上での活動や適切な選択といった話題だけでも、子どもたちは知識を深めていきます。

若者がデジタルの世界をどのように見ているかを理解する

子どもたちは、ネット上のプライバシーやセキュリティは自分でコントロールできるものと考える傾向があり、状況によってリスクが異なることを理解しています。一方、親はほとんどのオンライン活動を危険視する傾向があるため、肯定的な行動や結果について話し合う代わりに、制限を強いることが多いようです。

家族でゲームを楽しむためのリソースやヒントをお探しの方は、xbox.com/family をご覧ください。プライバシーに関する情報やプライバシーツールへのアクセス、Xbox ファミリーセッティング アプリXbox コミュニティ規範など、Xbox がファミリー向けに提供しているサービスについて詳しく知ることができます。また、Xbox ゲーム安全性ツールキットでは、安全で楽しく健全なデジタル コミュニティのためのガイダンスやサポートをご覧いただけます。

※この記事は米国時間 2 月 5 日 に公開された“Minecraft Education Launches Good Game Ahead of Safer Internet Day”を基にしています。