『Microsoft Flight Simulator』、「City Update VI: Southwest Germany」をリリース

『Microsoft Flight Simulator』における今回の最新アップデートは、パイロットをドイツ南西部にあるバーデン ヴュルテンベルク州の魅力的な空へと誘います。

南西ドイツ地域のアップデートは、『Microsoft Flight Simulator』における没入型グローバル体験となる都市強化「City Update」の第 6 弾となります。今回は、人口、面積ともにドイツ国内第 3 位のバーデン ヴュルテンベルク州の南西ドイツに焦点を当てました。『Microsoft Flight Simulator』チームとそのパートナーは、多様性に富み活気に満ちたこの地域から、代表的な 7 つの都市をセレクトしています。マンハイム、ハイデルベルク、カールスルーエ、シュトゥットガルト、エスリンゲン、ケール、そしてケールと国境を接するフランスのストラスブールです。さらに、バーデン ヴュルテンベルク州で 3 番目に大きな空港であるフリードリヒスハーフェン空港も登場します。

バーデン ヴュルテンベルク州は、ヨーロッパでも地理的に多様な地域のひとつです。有名なシュヴァルツヴァルト (黒い森)、ライン川、ドナウ川 (源流を含む)、ネッカー川、ボーデン湖を含むいくつかの湖、豊かな農地やブドウ畑があります。ヨーロッパで最も繁栄し、活気に満ちた地域であり、近代的な建築物と何世紀も前に建てられた歴史的建造物が共存しています。

「City Update: 06」でアップデートされた都市は、最新の高解像度航空写真を使用して再現されており、忠実度の高いTIN (不規則三角網) サーフェス モデリングを特徴としています。

マンハイム

マンハイムは、ライン川とネッカー川の合流点に位置し、ドイツの最北端にあります。バーデン ヴュルテンベルク州で 2 番目に人口の多いこの町は、文化、教育、商業の重要な中心地であり、23 の大学と 30 の研究機関が存在しています。マンハイム地域は、現代社会の中で重要な発明がいくつかあった場所でもあり、自転車や近代的な量産自動車 (ベンツ特許自動車)、初のロケット エンジン付き航空機 (オペルRAK.1) がここで生まれました。

マンハイムの上空からは、マンハイム給水塔、マンハイム バロック宮殿、マンハイム通信塔など、見どころがたくさんそろっています。

ハイデルベルク

ハイデルベルクは、マンハイムから南東へ 11 マイル、ネッカー川のほとりにあり、オーデンヴァルト山脈の南西端でライン川上流の平野の東端に位置してします。ハイデルベルク大学は 1386 年に創立されたドイツ最古の大学であり、世界で最も有名な大学のひとつです。また、4 つのマックス プランク研究所をはじめとする研究施設もあり、ハイデルベルクは芸術、文学でも有名な都市です。

ハイデルベルクには、ハイデルベルク城、聖霊教会、ハイデルベルク旧橋などの見事な建築物が立ち並びます。

カールスルーエ

カールスルーエは、フランス国境に近い黒い森の北端、ライン川沿いに位置している都市です。ドイツ連邦憲法裁判所と連邦司法裁判所の所在地でもあり、バーデン ヴュルテンベルク州で 3 番目に人口が多い都市です。上から見ると、扇のように見える中央の宮殿塔、放射状に伸びる 32 の通りが見え、ユニークなレイアウトであることがわかります。

シュヴァルツヴァルトとライン川という素晴らしい環境に囲まれたカールスルーエには、忘れがたい建築物がいくつもあります。カールスルーエ宮殿、カールスルーエ植物園、バーデン州立博物館などがそれらにあたります。

シュトゥットガルト

バーデン ヴュルテンベルク州の州都であり、ドイツで最も人口の多い都市シュトゥットガルトは、バーデン ヴュルテンベルク州のほぼ中央、ネッカー川沿いに位置しています。自動車産業の中心地として知られ、ポルシェ、メルセデス ベンツ、その他大手自動車メーカーの本社所在地となっています。また、科学と学術研究の世界的な中心地でもあり、11 の大学がシュトゥットガルトにあります。

さらに、シュトゥットガルトでは新宮殿、MHPアレーナ (スタジアム)、シュトゥットガルト テレビ塔などといった、空から眺められる絶景がパイロットを待ち受けています。

エスリンゲン

エスリンゲンは、シュトゥットガルトから南へ 7 マイルにあり、ネッカー川沿いに位置しています。歴史は古く、少なくともローマ帝国時代にまで遡ります。エスリンゲンは中世初期に繁栄し始め、大規模に拡張していきました。

森林に覆われた丘とブドウ畑に囲まれたエスリンゲンは、ドイツで最も美しい都市のひとつです。エスリンガー城、インナーブリッジ、聖母教会など、何百もの歴史的建造物がエスリンゲンには残っています。

ケールとストラスブール、フランス

バーデン ヴュルテンベルク州西部のライン川沿いにある小さな町ケールは、ドイツとフランスの国境に位置しており、フランスの大都市ストラスブールに隣接しています。東にはシュヴァルツヴァルト、北と南には農業地帯が広がっており、ケール上空からの眺めはとても素晴らしいものとなっています。ストラスブールとケールは歴史的に強い絆で結ばれており、ストラスブールは 1678 年にケールを併合して、要塞を建てました。両都市の絆はその後何世紀も続き、いまも密接な関係にあります。

ストラスブールは主要な国際都市であり、欧州議会、欧州連合 (EU) の欧州オンブズマン、ユーロコープなど、いくつかの重要な欧州機関の所在地でもあります。ストラスブール大聖堂、クレベール広場、ストラスブール オペラ座など、いたるところに名所が存在しています。


フリードリヒスハーフェン空港 (EDNY)

フリードリヒスハーフェン空港 (EDNY) は、ボーデンゼー空港とも呼ばれ、ドイツの都市フリードリヒスハーフェンの北東部に位置する国際空港です。

フリードリヒスハーフェン空港は、航空史上最も重要な都市のひとつとして世界的に知られています。ドイツの飛行船のパイオニアであるツェッペリン LZ 1は、世界初の硬式飛行船として飛行に成功し、1900 年 7 月にボーデン湖に浮んだ格納庫から空に飛び立ちました。1908 年、フォン・ツェッペリンはフリードリヒスハーフェンにツェッペリン飛行船会社を設立した。同社は、LZ 127 グラーフ ツェッペリンを含む、有名なツェッペリン飛行船を製造しました。さらに、ZF フリードリヒスハーフェン、マイバッハ、さらにはドルニエ Do J Wal やドルニエ Do X などの飛行艇で有名なドルニエなど、航空界にルーツを持ついくつかの企業がフリードリヒスハーフェンに拠点を置いています。1915 年、飛行船の基地としてフリードリヒスハーフェンに飛行場が設置され、1918 年にはドイツ初の航空機用滑走路が建設されました。

フリードリヒスハーフェン空港は、ヨーロッパの主要な一般航空大会のひとつである「AERO フリードリヒスハーフェン」が開催される場所に隣接しています。この空港は、『Microsoft Flight Simulator』のアップデートを記念して、iniBuilds 社によって手作業で再現されました。

「City Update 06: Southwest Germany」は、『Microsoft Flight Simulator』を楽しまれているシミュレーション ファンの皆さんであれば無料でご利用いただけます。インストールしている『Microsoft Flight Simulator』がバージョン 1.36.2.0(またはそれ以降の最新バージョン)であることをご確認のうえ、「City Update 06」をダウンロードし、バーデン ヴュルテンベルク州の都市の素晴らしい景色をお楽しみください!

Microsoft Flight Simulator』は、Xbox Series X|S、Windows PC、Steam、または Xbox Game Pass、PC Game Pass でプレイすることができます。また、Xbox One および対応するスマートフォン、タブレット、一般的な PC からは、Xbox Cloud Gaming (Beta) でプレイできます。『Microsoft Flight Simulator』の最新情報については、X (旧Twitter) の @MSFSOfficial https://twitter.com/msfsofficial アカウントをご覧ください。

※この記事は米国時間 4 月 16 日 に公開された“MICROSOFT FLIGHT SIMULATOR RELEASES CITY UPDATE 06: SOUTHWEST GERMANY”を基にしています。