『Dead by Daylight』に『東京喰種』から金木研が登場

Xbox Series X|S、Windows PC、Game Pass Ultimate および Xbox Cloud Gaming (Beta) で配信中の『Dead by Daylight』と『東京喰種トーキョーグール』 (以下、『東京喰種』) のコラボコンテンツ「Dead by Daylight: Tokyo Ghoul」が発売されました。霧の森において、「喰種」 (グール) の圧倒的な力は、生存者たちに恐怖と畏敬の念を抱かせるでしょう。喰種は瞬時に遠くへと移動することができ、人体を引き裂き、貪欲にそれを喰らいます。獲物を迅速に追い詰め、精神的苦痛と重傷を与えるのです。

ある人々は、彼らが暗黒の本性を完全に受け入れたとき、究極の殺人鬼になると言うかもしれません。邪悪な喰種であるジェイソンから想像を絶する拷問を受けた金木研は、まさにそうなりました。荒ぶる原始的な衝動によって目覚め、新たに得た能力でジェイソンの元から脱出した彼は、やがて黒い霧に包まれることとなります……

解き放たれた喰種

今や終わりなき試練の連鎖に囚われ、エンティティによって歪められた金木研は、もはやかつての彼ではありません。かつて彼の耳にムカデを入れた捕縛者と同じくらい、冷酷で狡猾な、仮面に覆われた生きる悪夢の象徴「喰種」に彼自身もなってしまったのです。彼の行く手に立つ生存者は、恐ろしい「赫子」 (かぐね) の餌食となるでしょう。新キラー「金木研」を具現化した『Dead by Daylight』のプリンシパル ゲームデザイナーである ジャニック ヌヴ (Janick Neveu) 氏と彼のチームに、その制作背景を聞いてみましょう。

「彼のキャラクター性は (原作と) まったく同じではありませんが、プレイヤーが原作で知っている金木を操作していると感じられるようにすることが重要と考えました。彼の触手のような赫子の存在は特に重要な要素であり、すぐにそれが彼の能力の基盤になると確信しました。」とヌヴ氏は語ります。

チームは赫子の触手が移動手段として利用できることに着目し、これはゲームキャラクターとして魅力を引き立てるポイントになりました。「高機動のキラーは非常に人気があるため、期待も高いことを認識しています。ただし、このタイプのキラーはあまりにも強すぎると感じられる懸念もあるため、ゲームプレイが新鮮で楽しく、両陣営にとって公平に感じられるよう細心の注意を払いました。」とヌヴ氏は説明してくれました。

高機動のキラーとして、高いポテンシャルを持たせつつ、デザインチームは喰種を新規プレイヤーにも扱いやすいキャラクターにしたいと考えました。これにより、原作のファンが初めて『Dead by Daylight』をプレイする際でも、金木でのプレイを遊びやすくしました。「彼は初心者でも挑戦しやすいキャラでありながら、完全に使いこなすのが難しいキャラクターにしています。直近のチャプターでは、習得難度の高い複雑なキラーが続いていましたが、喰種はより簡単に操作できるようになっています。もちろん、熟練プレイヤー向けには発見すべき多くの深みがあり、高いスキル上限を備えています」とヌヴ氏は続けます。

狂気の解放

そのプレイの深みの一部は、金木の「狂化」状態という特別な能力によって発揮され、プレイヤーは真の力を解き放つことができます。「狂化中、金木の触手は一時的に強化されます。跳躍してからの突進を生存者にヒットさせられた場合、生存者に深手を負わせ、金木はさらに強力な「狂化」状態になります。狂化中は追加の跳躍が可能となり、生存者に命中すれば、次の跳躍がさらに速くなります。生存者への攻撃から得られるこの重要な利点が、喰種のゲームプレイに楽しい戦略的要素を加えています。」

多才な能力と、敵を圧倒するする 3 つの固有パーク (「呪術:生き地獄」、「切れない縁」、「誰も自由ではない」) を持つ金木研は、まるで同時にあらゆる場所に存在しているかのように感じられるでしょう。

発売中の「Dead by Daylight: Tokyo Ghoul」で、この恐ろしい新キラー「金木研」を体験してください!

※この記事は米国時間 4 月 2 日 に公開された “A Ghoul Unleashed: Dead by Daylight Brings Ken Kaneki into The Fog” を基にしています。