バイオマス ショットガンからもう一発発射し、敵の兵士に強力な酸で大ダメージを与え、目の前で溶けていく様を見ながら、思わず「クール!」と口にしていました。バイオマス ショットガン、SMG、ヘビー マシンガンを次々に切り替えながら、深宇宙の研究施設にいる敵たちに容赦なく攻撃を浴びせていました。これが私なりの地球議会のエージェント スタイルというわけです。
なんといっても、このショットガンのインパクトは鮮やかで、「Xbox Games Showcase 2025」の試遊セッションが終わった後も、ずっと頭から離れませんでした。

以前の記事でも触れましたが、『The Outer Worlds 2』の舞台はアルカディアというスペース コロニーです。時空の裂け目、変動する同盟関係、そして支配を争う 3 つの勢力が絡み合う中、多くの事件が起こっています。私はこの状況に立ち向かう方法として、「酸をぶちまける狂戦士」のようなロールプレイを選びましたが、これはあくまで選択肢のひとつに過ぎません。ゲーム開始時点から、あなたがどうやってアルカディアを救うかは、あなた次第です。試遊デモでは、ステルスやスパイ活動、巧みな話術、または破壊の限りを尽くすプレイスタイルが選択できました。これを見て私は「全部試してみよう」と決めたのです。
「裂け目異常修復モジュレーター」を探して
『The Outer Worlds 2』の全体的な雰囲気は、前作の優れた流れを引き継ぎつつ、ハードな SF 要素に社会風刺、そしてちょっと風変わりなユーモアが絶妙にミックスされています。この試遊デモにおけるミッションは、本作で重要な要素である時空の「裂け目 (Rift)」の影響を受けた基地領域を修復できるハイテク装置、「裂け目異常修復モジュレーター (Rift Anomaly Modulator)」を探し出し、「盗む」ことも含めて、なんらかの手段で手に入れ、装置が保管されている研究所から脱出することでした。
私は戦闘重視のプレイスタイルでまず挑み、3 つの強力な武器を切り替え、圧倒的な強さで敵を退けていきました。しかし、敵の中にはこちらの銃撃を避けて、カバーの体勢から撃ち返してきた強敵もいて、敵もなかなかのものでした。

戦闘の手触りは前作よりも明らかに向上していました。多彩な銃器があり、それぞれの個性や重みがしっかり感じられます。移動操作もスムーズで、濃厚な RPG 要素の裏に、爽快な FPS 体験がきちんと仕込まれている、そんな仕上がりです。
気になる武器や要素も多くて、正直すぐにでもまたプレイしたいです。後日、敵を小さくしてしまう武器があると知り、それもぜひ自分の手で試してみたいと思いました。
モジュレーターを発見したら、次はどうする?
ほどなくして、ついに「裂け目異常修復モジュレーター」を発見。すぐに起動してその効果を確認しました。これは、いわば時間を操作して、裂け目の影響で崩壊したエリアを復元できる装置だったのです。そのため、装置を起動すると、崩れた足場が元通りになり、ジャンプして進めるようになります。どうやら、破壊前の構造を再現しているようです。これらの足場が出現したことで、これまで行けなかった場所にアクセスできるようになりました。
崩れた足場が復元される演出は見応えがあり、Obsidian のクリエイティブ アーティストとレベル デザイナーが、この新作でどれだけスケールアップしたかを見てもらえる絶好の見せ場となっていました。何より素晴らしいのは、すべての裂け目を使わなくても最終目標を達成することができる点です。なかには、特に狙ったわけでもなく、たまたまその場に立ち寄ったことで発見できる裂け目も存在します。
もし話し合いで解決する方法があったら?
あなたは、銃を撃ちまくるよりも巧みな話術で切り抜けたいと思うタイプかもしれません。私もこのスタイルを試してみたくなり、別のセーブデータで再スタートしました。今回の方針は、キャラクターの魅力や話術で状況を解決し、それが通じなければ戦うという流れです。必要があれば警備員を倒すこともできましたが (相手を氷漬けにできる「フリーズ ショットガン」がとても便利です)、基本は話し合い重視です。
しばらく探索していると、上司に不満を抱いている科学者を発見しました。この人物が、モジュレーターを使って脱出するうえで重要な協力者だったのです。どのプレイでも出会えるキャラクターではあるようですが、私は最初のプレイでは見逃していました。プレイスタイルや進み方によって、見えるものがまったく違ってくるということです。丁寧にディテールが作り込まれていることが実感できました。

いくつかの会話のやりとりを経て、私はこの科学者の女性を味方につけました。すると彼女は、上司のオフィスに侵入し、コンピュータをハッキングするよう頼んできます。目的は、彼女に責任を押しつけられた実験の失敗が、実は上司の妨害工作によるものだったと示す証拠を見つけることでした。その情報を持ち帰ったところ、科学者が、前回のプレイとはまったく異なる脱出方法を教えてくれました。前回のプレイとは違い、カスタムメカスーツを身にまとったこの研究所のボス (女性の上司) と直接対決するのではなく、彼女がボスの注意を引き付けてくれている間に、私が倉庫の端を回り込んで防衛用タレットの制御システムをハッキングし、標的設定を変更するという作戦でした。
その結果、敵部隊が短時間でめちゃくちゃに破壊されるという、とても楽しいシーンが展開されました。私は高みの見物をしながら (たまにホーミングロケットを何発か発射しながら)、その様子を見守りました。
これは、『The Outer Worlds 2』がいかに「お決まりの流れ」を壊せるゲームなのかを示してくれました。ここで味方候補の科学者に出会わなかったとしても、自力で多くの可能性を自分で発見できたかもしれない、ということが明確になりました。このひとつの独立したエリアの中だけでも、じっくり突き詰めたくなる追加要素がぎっしり詰まっていて、自分のプレイスタイル次第でそれが助けにも邪魔にもなります。例えばステルス重視のビルドだったら、案内役がいなくても、私よりずっと簡単に別ルートにたどり着けていたかもしれません。
ステルスではどうだろう?
次に 3 つ目のセーブ ファイルを開き、私はステルスに特化したキャラクターで挑んでみました。視界に入った敵を全員撃ちまくる戦術から、物音ひとつ立てずに進む戦術への切り替えは、かなりの転換です。プレイスタイルを変えてみると、レベル デザインの巧みさに改めて気がつき、いかに効率的に部屋の敵に気づかれないように排除できるか探るのが楽しくなりました。通気口がいくつか見つかったときは、「デウスエクス」シリーズに似た雰囲気を感じました。戦闘を完全に回避して目的地まで移動する選択肢も取れるようになっているのです。

当然、最終的には発見されてしまったのですが、「マーダーズ ベスト フレンド (Murder’s Best Friend)」という名の剣を抜いて、状況が悪化しないうちに室内の敵を一掃しました。もし派手な銃撃戦に発展したとしても、遠距離から確実に敵を仕留められるスナイパーライフルの「ラスト ウィスパー (Last Whisper)」があれば問題なしです。
個人的には戦闘重視スタイルのほうが好みでした。銃の操作がとても楽しかったので、実際のプレイもこれが私のルートになるかもしれません。丁寧に設計されたステルスルートもあるという点において、『The Outer Worlds 2』はプレイヤーがどのようなスタイルで遊んでもいいように多様な選択肢を提供してくれる点は素晴らしいと思います。
より自由に、より奥深く進化した『The Outer Worlds 2』
ゲームプレイ時間は短かったのですが、広大な冒険の一端を垣間見ただけでも、この続編がプレイヤーの自由な発想や多様な戦闘スタイルを歓迎していることが強く伝わってきました。RPG とシューターの両方の側面が格段に進化し、信じられないほどの広大な SF 宇宙で、より奥深くバランスの取れたロールプレイング体験が楽しめそうです。
他の戦闘スタイルを探ったり、巧みな会話の選択肢を追求したり、あるいは究極のステルス マスターとして潜入プレイに挑んでみたりと、まだ試してみたいことはたくさんあります。『The Outer Worlds 2』は、10 月 29 日に Xbox Series X|S、Xbox PC、PlayStation 5、Battle.net、Steam で発売され、Game Pass Ultimate と PC Game Pass メンバーなら発売初日からプレイ可能です。アルカディアの世界でどんな冒険が待っているのでしょうか。もうまもなく確かめることができます。
[翻訳注] 本文中の固有名詞は開発中のものであり、その日本語訳も仮称です。
※この記事は米国時間 7 月 16 日 に公開された“We Talk, Shoot, and Sneak Our Way Through The Outer Worlds 2”を基にしています。