『Call of Duty: Black Ops 7』における驚きの体験はどのように作られているのか

概要

  • Call of Duty: Black Ops 7』のゲームプレイ映像が、「gamescom Opening Night Live 2025」で初公開となりました。
  • Treyarch のアソシエイト クリエイティブ ディレクターであるマイルズ レスリー (Miles Leslie) 氏と、Raven Software リード プロデューサーのナタリー ポホルスキー (Natalie Pohorski) 氏に、『Call of Duty: Black Ops 7』の今後の展開について聞きました。
  • Call of Duty: Black Ops 7』は、2025 年 11 月 14 日に Xbox Series X|S、Xbox One、PlayStation 4 & 5、Xbox on PC、クラウド、Battle.net、Steamで発売され、Xbox Play Anywhere に対応します。Game Pass Ultimate および PC Game Pass では発売初日からプレイ可能となります。

本日、「gamescom 2025」で『Call of Duty: Black Ops 7』のゲームプレイ映像が初公開されました。本作は 2025 年 11 月 14 日に Xbox Series X|S、Xbox One、PlayStation 4 & 5、Xbox on PC、Battle.net、Steam で発売され、Xbox Play Anywhere に対応し、Game Pass Ultimate と PC Game Pass のメンバーは発売初日からプレイすることができます。

『Black Ops 7』は 2035 年 (『Black Ops 2』や『Black Ops 6』の後の時代) を舞台とし、テロリストのラウル メネンデスが再び姿を現します。世界を守るために立ち上がるのは、グローバルな巨大テクノロジー企業「ギルド」。その渦中にいるのが、精鋭の JSOC 部隊を率いるデイビッド “セクション” メイソン。彼は地中海沿岸にある都市アヴァロンで、秘密任務に挑みます。そこで彼らが突き止めたのは、世界滅亡の危機を招くだけでなく、自らの過去とも向き合わざるを得ない、邪悪な陰謀だったのです。

『Call of Duty: Black Ops 7』では、これまでにないほど多くの新機能と刺激的な要素が登場します。中でも最大の目玉となるのが、協力プレイに対応したキャンペーンです。ソロプレイまたは最大 4 人でのプレイが可能で、ゲーム全体にわたるグローバル プログレッション システムによって、「Black Ops」シリーズの体験が根本から再定義されます。シリーズ初となるこの仕組みでは、協力プレイによるキャンペーンで達成したすべてのキル、目標達成、突破口の発見といったすべての行動がプレイヤーの成長に直結し、グローバル XP に直接反映されます。さらに、日本の街並みや地中海沿岸の街並みなど壮観なロケーションが登場します。時には人間の心理の深部まで踏み込むこともあります。もちろん、「Call of Duty」シリーズの代名詞であるマルチプレイヤーも健在です。ローンチ時には 16 種類の 6 対 6 マップと 2 つの 20 対 20 マップ、そして伝説的なラウンド制のゾンビ モードが楽しめます。

『Black Ops 7』に関して、今後の展開についてもっと詳しく知りたいと思い、Treyarch のアソシエイト クリエイティブ ディレクターであるマイルズ レスリー氏と、Raven Software リード プロデューサーのナタリー ポホルスキー氏にお話を伺いました。インタビューでは、『Black Ops 7』の世界観、次世代のオムニムーブメント、そしてどのモードでプレイしてもすべての進行状況が反映される新しい成長システムについて語っていただきました。


まず、プレイヤーが『Black Ops 7』の開始時に飛び込む世界について、簡単に説明してください。

マイルズ レスリー氏: 『Black Ops 7』は、私たちの描く近未来である 2035 年にプレイヤーたちは飛び込むことになります。『Black Ops 2』の出来事から約 10 年後の世界ですが、本作のストーリーは独立した物語として成立していますので、『Black Ops 7』を楽しむにあたっては『2』をプレイしていなくても問題ありません。

ラウル メネンデスの帰還は、世界に衝撃を走らせました。最先端のテクノロジー、台頭するグローバルな脅威、そして過去の決断による余波と戦う馴染みのキャラクターたち。シリーズに復帰する人も、初めてプレイする人も、『Black Ops 7』は「Black Ops」ユニバースに大胆な新章を刻みます。

『Black Ops 7』では、デイビッド “セクション” メイソンも戻ってきます。彼のキャラクターは、本作の物語と「Black Ops」というシリーズ全体にとって、なぜそれほど重要な意味があるのでしょうか?

ナタリー ポホルスキー氏: 『Black Ops 7』はデイビッド メイソンの物語です。彼は 2025 年に起きた出来事、そのときに下した決断、後悔している行動、そしてその後に訪れた余波をずっと背負い続けてきました。長年にわたり、彼は自身の失敗と向き合い、心の平穏を求めてきましたが、メネンデスが再び姿を表し、世界が緊張状態にある中、デイビッドと彼のチームは、自身の心の最も深いところに巣食う恐怖と向き合うことを余儀なくされるミッションへと巻き込まれます。

これは単なるグローバルな脅威やハイテク戦争の話ではありません。過去と向き合い、記憶と対峙し、恐怖と後悔を乗り越えていく物語なのです。デイビッドは複雑なキャラクターであり、彼の旅路に深みと人間味を加える演技を通して、今こそ彼に再びスポットライトを当てるタイミングだと感じました。新規プレイヤーもシリーズを追いかけてきたファンも、彼の物語を体験できることを私たちはとても楽しみにしています。

「ギルド」についてもう少し教えてください。彼らは誰で、何年活動しているのか、そして彼らの目標は何ですか?

ポホルスキー氏: 一部のプレイヤーは、『Black Ops 6』で初めて登場した「ギルド」を覚えているかもしれません。彼らは 1990 年代にアヴァロンの沿岸都市を拠点とする強力な犯罪組織として登場しました。しかし『Black Ops 7』では、彼らははるかに巨大で影響力のある存在へと変貌を遂げています。40 年以上の時を経て、「ギルド」は巨大テクノロジー企業となり、最先端の防衛技術で新たな世界秩序の中で重要な勢力として台頭しています。

トレーラーでは、『Black Ops 6』のキャンペーン ミッション「分離不安」で体験したような、独特な心理的空間の存在が示唆されていました。今回のこの体験はどのようなものになるのでしょうか? また、『Black Ops 6』のレベル デザインで得た知見のうち、本作に活かされている要素にはどのようなものがありますか?

ポホルスキー氏: 『Black Ops 7』は「狂気を受け入れる」ことがテーマです。「Black Ops」シリーズは常に、プレイヤーに対して予測不能な展開や現実と虚構の境界が揺らぐような体験を提供してきました。誰を信頼すべきか、何が現実なのかさえわからない世界です。そんな世界観の中で、『Black Ops 6』ではプレイヤーを錯乱させるような空間へと誘うミッションが登場しました。これに対してのコミュニティからの反応がチームを刺激し、今回の協力プレイ型キャンペーンにおいてさらなる限界突破への原動力となりました。今回の旅は、まさに常軌を逸した体験となるでしょう。

 『Black Ops 7』に導入するキャンペーンの協力プレイについて、少しお話しいただけますか? 同時に何人のプレイヤーが参加できますか?

ポホルスキー氏: 「Black Ops」シリーズでキャンペーンの協力プレイを実装できることを、私たちはとても嬉しく思っています。ゲームのあらゆる要素をフレンドと一緒に体験できるようにすることを目指しました。ソロ プレイはもちろん、最大 4 人のチームで協力プレイが可能です。ストーリー展開は、ゲームの核心にある謎を解き明かしていく 4 人の主人公たちの体験として描かれています。

物語は、過去の決断や封印された記憶が蘇る重要な場所であるアヴァロンを舞台に、プレイヤーを物語の世界に引き込みます。ひとりで取り組むかチームで挑むか、どちらのプレイスタイルでも深く没入できるように設計されています。そしてキャンペーンが進むにつれ、最大 32 人のプレイヤーが参加できる新体験、「エンドゲーム」へとつながっていきます。

『Call of Duty: Black Ops 7』における「エンドゲーム」のデザインにおいて、革新的な取り組みをされているようですね。もう少し詳しく教えていただけますか?

レスリー氏: 「エンドゲーム」は、「Call of Duty」の物語をまったく新しい形で体験できるコンテンツです。これは協力プレイのキャンペーン最終章にあたり、従来の「Black Ops」キャンペーンの常識を覆すまったく新しい体験として設計されています。

キャンペーン ミッションを進めていくと、新たなアビリティがアンロックされ、次第に過酷なチャレンジが待ち受けています。そのすべてが集約されるのが「エンドゲーム」です。ここで初めてアヴァロンの世界が完全に解放され、あなたとチームはこれまで学んだスキルを極限まで試される高難度任務に挑むことになります。4 人のメイン キャラクターに加えて、オペレーターを選択できるほか、カスタム ロードアウトの作成やコンバット レーティングの強化も可能です。アヴァロンでの新たな挑戦を通じて、プレイヤーはさらなる成長を遂げることができます。

これまでにない革新的な体験を提供する「エンドゲーム」は、フレンドと一緒に飛び込むのに最適な場所であり、グローバル プログレッション システムで進行を引き継ぎながら、これまでのすべてを試す真の戦いが待っているでしょう。

キャンペーン、ゾンビ モード、マルチプレイヤーがバトル パスの進行に反映されるグローバル プログレッション システムの採用について、詳しく説明してください。

レスリー氏: 『Black Ops 7』では、キャンペーンを含むすべてのモードにグローバル プログレッション システムが導入されます。プレイヤーがどのモードで何をしても、そのすべてが報酬につながるようにしたい――そんな思いから、この仕組みが生まれました。これにより、ストーリーを体験しながら、武器のレベルを上げたり、デイリー チャレンジを達成したり、バトル パスを進めたりすることが可能になります。さらに、キャンペーン専用の迷彩を初めて追加し、ユニークなマスタリー迷彩のセットをアンロックして、お気に入りのモードで披露することもできます。すべては、プレイする一瞬一瞬が次の新しい目標への前進だと感じられるように――そんな体験を目指して設計しています。

マルチプレイヤーは、16 個の 6 対 6 マップと 2 個の 20 対 20 マップを搭載してリリースされます。その中でも、プレイヤーが特に期待している新しいロケーションは、どのようなマップがありますか? また、復刻マップについては、なぜそれらのマップを『Black Ops 7』で復活させたのでしょうか?

レスリー氏: 私たちはすべてのマップを同じように愛しています。今年は、アラスカやアヴァロン、日本やオーストラリアのアウトバックまで、多様なロケーションを収録できることを本当に嬉しく思っています。また、プレイヤーの皆さんが『Black Ops 2』のクラシック マップに深い愛着を持っていることも理解しているので、いくつかの名作マップを 2035 年の世界へと再構築し、近未来の日本を舞台にしたマップを登場させることにしました。新たな舞台として生まれ変わったレイドがどれほど美しくなったかは、ぜひ「Black Ops 7 Direct」のショーケースをご覧ください。

また、ローンチ時には新モード「スカーミッシュ (Skirmish)」向けに、2 つの 20 対 20 マップが登場します。ウィング スーツでマップを自在に飛び回りながら、大規模な戦闘の混沌を生み出すプレイヤーの姿を見ることが、開発チーム一同楽しみです。

オーバークロック アップグレードの仕組みについて教えてください。フィールド アップグレード、スコア ストリーク、または装備がアップグレードされた場合、アップグレードしていないものと比べてどのように変化するのでしょうか? また、これらのアップグレードは他のゲーム モード (ゾンビ モードなど) にも引き継がれるのでしょうか?

レスリー氏: このシステムの詳細は「Call of Duty: NEXT」で詳しく説明しますが、ここではアクティブ迷彩を例に説明しましょう。マルチプレイヤーでこのフィールド アップグレードを使い続けることで、最初のオーバークロックを獲得でき、アクティブ迷彩のチャージ速度を向上させる能力がアンロックされます。さらに使いこなしていくと、最終的に2つ目のオーバークロックを解除でき、発射後に再びカモフラージュが可能になります。どちらか一方しか装備できないため、次の試合で自分のプレイスタイルに合ったほうを選択する必要があります。『Black Ops 7』のマルチプレイヤーでは、すべてのフィールド アップグレード、スコア ストリーク、リーサル / タクティカル装備に 2 つのオーバークロックが用意されています。なお、この機能はマルチプレイヤー専用です。

革新的な移動システム「オムニムーブメント」が『Black Ops 7』にも搭載されています。今回はどのように進化したか教えていただけますか?

レスリー氏: 『Black Ops 7』では、『Black Ops 6』で導入したオムニムーブメントをさらに進化させた次世代のオムニムーブメントを搭載しています。これにより、ゲーム全体で敵を翻弄する新たな動きが可能となり、戦術的な回避に使える「ウォール ジャンプ」や、20対 20 のスカーミッシュで高所からの落下ダメージを軽減する「コンバット ロール」などが追加されています。基本的な移動システムに関するフィードバックも反映し、デフォルトで「タクティカル スプリント」を廃止し、代わりにアップデートされたパーク システムを通じて、プレイヤー自身の戦闘スタイルに合わせて戦闘オプションを強化できるようになりました。

『Black Ops 7』のゾンビ モードについて、現時点で聞こえてきたわずかな情報だけでも、期待が高まっています。複数の人気キャラクターが再登場するということで、ファンにとっては嬉しいニュースです。この人気モードの最新バージョンでは、どのような展開が待っているのか、もう少し詳しく教えていただけますか? また、心理戦要素も導入されるのでしょうか?

レスリー氏: 『Black Ops 7』では今回もゾンビ モードが登場します。シリーズ最大規模のラウンド制のゾンビ マップに加え、サバイバル マップの復活、ミニ ゲーム『Dead Ops Arcade 4』も収録されており、ファンが発見できる新たな仕掛けや展開が盛りだくさんです。『Black Ops 6』のゾンビ ストーリーの出来事の後、クルーはダーク エーテルの中心部に閉じ込められ、オリジナルのクルー (リヒトーフェン、ニコライ、タケオ、デンプシー) の別バージョンと衝突することになります。ゾンビ ストーリーは、これまで以上に予測不能な展開へと突入していきます。もっと詳しくお伝えしたいところですが、ゾンビ モードの本格的な情報公開まで、もうしばらくお待ちください。

『Call of Duty: Black Ops 7』は、2025 年 11 月 14 日にXbox Series X|S、Xbox One、PlayStation 4 & 5、Xbox on PC、Battle.net、Steamで発売されます。

※この記事は米国時間 8 月 19 日 に公開された“How Call of Duty: Black Ops 7 is Crafting a Mind-Bending”を基にしています。