『The Outer Worlds 2』が描く冒険の幕開け

概要

  • The Outer Worlds 2』の冒頭を実際にプレイし、そこにプレイヤーを待ち構え、広大な遊び場となるであろう宇宙を発見しました。
  • 充実したキャラクター クリエーターを試し、地球議会の一員として冒険を始めます。
  • 『The Outer Worlds 2』は 10 月 29 日、Xbox Series X|S、Xbox on PC、PlayStation 5、Battle.net、Steam で発売。Game Pass Ultimate および PC Game Pass では発売初日からプレイ可能です。

地球議会のプロパガンダに、あなたはどこまで耐えられるでしょうか? 悪徳企業と腐敗政府(あるいはその両方) に立ち向かい、銀河に自分なりの正義を貫く覚悟はありますか? それともただ給料目当てなだけでしょうか? 人は誰しも、食べていかなければならないですしね。壮大なSF RPG『The Outer Worlds 2』の冒険に旅立つときに、数々の問いかけがあなたを待ち受けています。

8月の gamescom で行われた試遊版に続き、『The Outer Worlds 2』の序盤をじっくりとプレイする機会を得ました。これにより、私たちが足を踏み入れる世界がどんなものなのか、自由度の高いゲーム デザインの一端、そしてこの冒険に満ちあふれた奇妙で魅力的な銀河で、自分がどのような存在になっていくのか、その基礎を築く体験ができたことで、本作をより深く明確に理解できました。

物語は、プレイヤーと地球議会の仲間たちが管轄外の遠隔施設である「ホライゾン・ポイント・ステーション」へ派遣される場面から始まります。同施設ではワープ ドライブの技術実験が行われており、これが (Xbox Games Showcaseで公開された映像のような) 宇宙で起こっている様々な異常の原因かもしれません。しかしその前に、まずプレイヤーは自身がこの銀河でどのような存在になるのかを決めましょう。

キャラクターの経歴には、以下のようなものが用意されています。「元犯罪者」、「ギャンブラー」、「天則の番人」、「教授」、「離脱者」、「ロウスタバウト」――これらはすべて、地球議会 (宇宙保安官のような存在) に加入する前の人生を表現するために用意されています。各経歴はゲームに独自の要素をもたらし、会話選択肢が拡張されたり、特定のイベントが発生したりと、ゲーム体験にユニークな要素をもたらす可能性があります。

どの経歴にすべきでしょうか。この先行プレイ版でどれかひとつに絞るのは難しく、最初は「天則の番人」――地球議会への揺るぎない忠誠を貫く者――をプレイすることを検討しました。プロパガンダを鵜呑みにする兵士を演じるのは面白そうだと思ったからです。ですが、結局選んだのは「元犯罪者」でした。私は銀河の裏社会出身のようなキャラクターでプレイするのが好きなのです。それに、最初から所属組織と対立する立場にあるという設定も気に入りました。地球議会と取引をして、彼らのために働けば前科を帳消しにしてくれるという条件だったからです。この関係が物語の中でどう展開していくのでしょうか。長期的に見て面白くなりそうなので、ゲームの後半でどう報われるのか今から楽しみです。

経歴はゲームの世界であなたの印象に影響を与えますが、実際のプレイ体験に対して直接的な影響をもたらすのは、特性とスキルです。その選択肢は豊富に用意されており、例えば「頑丈」 (ダッシュで敵を倒す)、「幸運」 (クリティカル率向上)、「器用」 (しゃがみと戦闘時のダッシュスピードがアップ) などがあります。その中でも特に秀逸だと感じたのは、「マイナス特性」です。これによって、プレイヤーの選択に深みを与えてくれます。

キャラクター作成時、通常はひとつしか特性を選べませんが、追加でポジティブな特性をもうひとつ選ぶことができます。ただ、その代償として、「無愛想」 (評判に影響)、「オドボケ」 (特定のスキルが使用不可)、「病弱」 (基本体力と毒耐性の低下) などのネガディブ特性をひとつ受け入れることになります。これは、従来のRPGでありがちな完璧なキャラメイクを目指すプレイに対する、巧妙なバランス調整と言えるでしょう。選択次第では、最初から意図的に欠点を持ったヒーローになってしまう場合もあるのです。

特性に加え、「エンジニアリング」、「ハッキング」、「錠ピッキング」など、選べるスキルも豊富に用意されています。論理的に考えれば、これら特性とスキルを組み合わせて、相性のよいキャラクターを作るのが定石でしょう (例えば、「ハッキング」に長けた「スニーキング」など)。ですが、私が Obsidian のゲームに挑むときは、そんな無難な選択はしたくありません。キャラクター作成画面では言及されていませんが、意図的にぶっ壊れたキャラ――スキルがごちゃ混ぜでもちゃんと楽しめるキャラ――を作れるように設計されているようです。今回の私のプレイで証明したように、「スピーチ」と「スニーキング」のスキルを組み合わせ、ネガティブ特性「病弱」が付いたキャラクターでも十分に楽しめました。

本題のミッションに戻ると、「ホライゾン・ポイント・ステーション」に到着後、最初の任務はセキュリティの封鎖を突破する方法を見つけることでした。この任務をどう達成するか、開始直後から様々な選択肢が用意されていました。たとえば、近くの警備員の遺体から身分証を回収し、インターホンで本人になりすまして警報を解除する方法や、通気口を使って多数の警備ロボットを回避する方法があります。……ですが、うっかり盗賊ツールを船に置き忘れてしまったのです。幸いにも、地球議会のナイルズがその手段を選ぶならと、ツールを貸してくれると言ってくれました。その他にも、派手に銃をぶっ放して突入する方法もあります。そしてこれらはミッション開始からわずか5分間の出来事で、『The Outer Worlds 2』が繰り広げる壮大な冒険のほんの一端に過ぎません。製品版には、こうした自由度の高いアプローチがどれだけ用意されているのでしょうか――考えるだけで胸が躍ります。

この選択の幅は、序章全体を通して色濃く続いていきました。「ホライゾン・ポイント・ステーション」ではステルス、会話操作、そしてもちろん (望むなら) 銃撃戦など多様なアプローチが可能です。基地を襲撃する中で、さらに捻りの効いた手段も偶然発見しました。地球議会のプロパガンダ動画をアップロードして、基地内にいる警備員全員の注意をそらしたのです (ある警備員は「こんな汚らわしい映像を見ただけで、誓いを破った気がする」と呟いていました)。奇襲は台無しになったのですが、映像に釘付けになった警備員にこっそり近づいて、ステルス キルを決めるには絶好の機会でした。

こうした体験は、以前に本作をプレイしたときから感じていたのですが、「ミッション達成に至るまで多様なアプローチを可能にするレベル デザイン」を裏付けるものでした。そして仲間との関わり方も、長期的な影響をもたらす可能性があります。たとえば、地球議会の仲間であるエージェントを巻き込んだ事件(ネタバレは避けます)があるのですが、自分の選択によってどんな展開になるのか、自分の経歴によって周囲の人々の運命にどんな影響を与えるのか、とても楽しみです。

本作には、そうした Obsidian らしさが随所に散りばめられています。充実したキャラクターメイキング、幾重にも重なる会話選択肢、そしてミッション達成に向けた多彩なアプローチ――これは Obsidian がこれまでに手掛けた中で、最も野心的な作品のひとつだと言っても過言ではないでしょう。その内容を知るたびに、「このスイッチを入れたら?」「あの扉を開けると?」「あの岩をひっくり返したら?」と、ただその結果を見るためだけに、この世界をもっと冒険したくなる衝動に駆られます。そしておそらく、そうした行動のすべてに対して、開発陣はすでに何かしらの仕掛けを用意しているに違いありません。

The Outer Worlds 2』は 10 月 29 日、Xbox Series X|S、Xbox on PC、PlayStation 5、Battle.net、Steam で発売されます。Game Pass Ultimate および PC Game Pass では発売初日からプレイ可能です。『The Outer Worlds 2 Premium Edition』を予約すれば、最大5日間の早期アクセス権と「ゼイン司令官のモノポリー クラッシャー バトル パック」が手に入ります。

※この記事は米国時間 8 月 27 日 に公開された“How The Outer Worlds 2 Sets You Up (for Adventure)”を基にしています。