概要
- Double Fine Productions による異世界の新作アドベンチャー『Keeper』が登場しました。
- Xbox Series X|S、Xbox on PC、Xbox Cloud、Steamで発売しています。Xbox Play Anywhere タイトルであり、Game Pass Ultimate メンバーは発売初日からプレイ可能です。
- クリエイティブ リードのリー ペティ (Lee Petty) からメッセージをお届けします。彼の情熱が詰まった美しいプロジェクトをお楽しみください。
こんにちは、リー ペティと申します。Double Fine Productions のクリエイティブ リードを務めており、Double Fine に 20 年ほど在籍しています。『Brütal Legend』と『Broken Age』ではアート ディレクターを務め、『Stacking』や『Headlander』、『Autonomous』、『RAD』ではクリエイティブ リードとして関わりました。
新作『Keeper』は、ここ数年の出来事から着想を得ました。多くの人と同じように、孤立と他者との繋がりについて深く考えるようになったのです。私は昔からハイキングやバックパッキングが大好きで、家族と一緒に自然の中で過ごす時間を大切にしてきました。パンデミックの間、その時間は私にとってさらに重要なものとなりました。ふと、もしかしたら野生動物しか生き残れない世界になるのではないかと考えました。その状態でも動物たちは進化し、発展し続けるのでしょうか? そんなことを考えながら、菌類をつなぐ広大な地下ネットワーク「菌糸体」のことを思いました。菌糸体は木々が栄養を共有し、互いにコミュニケーションを取るためにも使われているのです。

人類のいない遥か遠い未来、孤立した島を想像しました。そこではどんな生命が進化するのでしょうか。その生命は、他者とつながりたいという欲求や、目的を持つことへの衝動を抱いているのでしょうか。
この世界がどんな姿になるかを考えたとき、私はマックス エルンストやサルバドール ダリといったシュルレアリスムの画家たちにインスピレーションを受けました。彼らは鮮やかで夢のような世界を創り出し、それはどこか親しみを感じつつも他に類を見ない作品でした。『ダーククリスタル』や『風の谷のナウシカ』といった私のお気に入り映画も、奇妙で異世界的な場所や、風変わりな生命体を描いています。どちらもファミリー向け作品でありながら、その裏には不思議で少しダークな雰囲気が漂っています。『Keeper』にもこの特性は反映されていて、私はこのゲームのスタイルを「奇妙だけどリラックスできる」と思っています。

『Keeper』は、言葉を一切使わず語られる物語です。人類が去った島にひっそりと残され、長いあいだ忘れ去られていた灯台が、長い眠りから目覚めるところから始まります。灯台の古い石造りが崩れ落ちて地面に倒れますが、やがて灯台に足が生え、立ち上がり、島の中心にある山頂を目指して歩き出します。その旅には、Twig (トゥウィグ) という名の元気な海鳥の相棒が同行することになります。
想像を超えた美しく超現実的な異世界が舞台となる本作は、仲間との絆を描いたサイケデリックな物語であり、不可思議な変容の冒険です。

本作は予想外の展開が大きな魅力であり、私たちはその謎や驚きを守るために多くの工夫を凝らしてきました。プレイを通じて、皆様がそれらを自ら発見されることを心から楽しみにしています。そして、もしよろしければ、こうした驚きの要素について話す際には、できるだけ他の人のためにその神秘性を残しておいていただけると幸いです。
プレイしてくださって、ありがとうございます!
リーと Double Fine Productions チーム一同
※この記事は米国時間 10 月 17 日 に公開された“https://news.xbox.com/en-us/2025/10/17/keeper-launch-day-note-from-creator/”を基にしています。