ファン待望のバトロワが復活!「Black Ops ロイヤル」がもたらす新たな『Call of Duty』の形

概要

  • 「Black Ops ロイヤル」は、『Call of Duty: Black Ops 4』における「Blackout」の後継モードです。
  • 「Avalon (アヴァロン)」は、密集した市街地、屋内戦闘ゾーン、開けた視界を備えた大規模で多様なマップで、各種車両が登場します。
  • 「Black Ops ロイヤル」は『Call of Duty: Warzone』に実装されました。

2018 年に『Call of Duty: Black Ops 4』で登場した「Blackout」モードは、バトル ロイヤルというジャンルにおけるひとつの礎となりました。当時、このモードは「Call of Duty」シリーズ史上最大級のマップと共にリリースされ、シリーズの代名詞とも言える洗練された操作性やグラップリング フック、そして革新的な戦利品システムを特徴としていました。

3 月 13 日、『Call of Duty: Warzone』で新バトル ロイヤル モード「Black Ops ロイヤル」がローンチされました。このモードは 4 人編成で計 25 チームの最大 100 人対戦が可能です。通常のモードとは異なり、ロードアウト (装備一式) は存在せず、全プレイヤーが対等な条件でスタートします。プレイヤーはピストル一丁とウィング スーツのみで戦場へ飛び込みます。ここにはショップも強制収容所 (Gulag) も、そしてゲーム内通貨すら存在しません。混沌とした状況を制し、敵分隊を全滅させるには、戦利品をあさって武器を確保し、装備のレアリティを上げて強化していく必要があります。

降下地点となるのは、広大で多様性に富んだマップ「アヴァロン」です。ここは様々な戦闘ゾーンが混在しており、『Warzone』プレイヤー向けに多彩な移動手段が用意されています。ウィングスーツでの突入はもちろん、壁を蹴って跳躍するオムニ ムーブメント、水泳、さらには歩兵や車両が水域をよりスムーズに移動できる「干潟」などが組み込まれています。

この人気モード復活の詳細について、『Call of Duty: Warzone』のゲーム ディレクター、ピート アクティピス (Pete Actipis) 氏に話を伺いました。「Black Ops ロイヤル」の開発経緯をはじめ、かつての「Blackout」にインスパイアされたこのモードにおいて、どのようにクラシック要素を現代化するのか、そしてなぜ今が復活させるのに絶好のタイミングなのでしょうか。

「バトル ロイヤルの「Blackout」が最初に登場してから 6 年以上が経ちました」とアクティピス氏は語ります。「『Call of Duty: Warzone』は長らく愛され、プレイヤーはバトル ロイヤルを数年間遊び続けてきましたが、かつての「Blackout」の体験には、ある種の純粋さがありました。「Call of Duty」初のバトル ロイヤルに根ざした新しい体験を『Warzone』に導入するには、今が絶好のタイミングだと感じたのです」

アクティピス氏によれば、すべては「Black Ops ロイヤル」のための新しい巨大マップ「アヴァロン」から始まります。このマップは、オリジナルである「Blackout」のマップを手掛けたチームが開発に加わり、ゼロから設計されました。彼らの狙いは、単に「Blackout」をそのまま複製することではなく、ペース配分や戦闘スタイルを現代の文脈で再現することにありました。このアプローチは、「アヴァロン」の注目スポットの配置やマップ全体の機能によく表れています。高密度の都市エリア、屋内戦闘ゾーン、そして見通しの良いオープンな視界などが特徴です。また、マップは多彩な乗り物に対応するよう設計されており、ATV (四輪バギー)、LTV (軽戦術車両)、新型の 5 人乗りヘリコプター、貨物トラック、タクティカル ラフト (戦術ボート) などが登場します。これにより、陸 & 海 & 空のあらゆる環境において自在な移動が可能となっています。

「Treyarch との共同開発において、妥協していると感じていることはありませんでした。もし『Blackout』が継続していたら……という仮定のうえで、多くのシステムが自然なかたちで進化を遂げたのです」とアクティピス氏は付け加えます。「私たちはあらゆるシステムを精査し、それがコアとなるゲーム体験を支えているか、再解釈が必要か、あるいはアップデートが必要かを検討しました」「それには武器の入手方法やアップグレード、インベントリ システム、弾道落下、そしてプレイヤーが追い求めるべき目標 (やり込み要素) などが含まれます。マッチの流れが『Warzone』プレイヤーにとって適切であると感じられるようにしつつ、「Blackout」の中核となるゲーム体験に敬意を払うことにしました。これは単なるリメイクではありません。独自の体験として、確かな生命力を持ったモードなのです」

私のように比較的最近『Call of Duty』を始めたプレイヤーなら、オリジナルの「Blackout」の体験を逃しているかもしれません。しかし、こうした魅力的な機能の数々を聞くと、今すぐに飛び込みたいという気持ちになりました。開発チームがファンに愛された体験を再訪させる際、古くからの「Blackout」ファンと、より新しい『Warzone』プレイヤーの双方に「Black Ops ロイヤル」が受け入れられるよう、どんな工夫がされているのでしょうか。それはとても気になるポイントです。

「我々は『Warzone』の優れた点とプレイヤーに支持されている理由を分析しつつ、『Blackout』ファンにも配慮しました」とアクティピス氏は説明してくれました。弾道落下や武器操作など、「Blackout」のコアとなる体験から受けた影響が見て取れます。一方で、新旧を織り交ぜたシステムもあります。「例えば、過回復を可能にするトラウマ キットを復活させた一方で包帯を廃止し、基本体力の自動回復を実装しました。また、ダメージ軽減率が異なる『Blackout』方式のアーマー システムを再導入し、それを『Warzone』のアーマー システムと融合させました」

もうひとつの変更点は、『Warzone』の「契約」とは異なる「アクティビティ」の追加です。プレイヤーは自らこれらを発見する必要があり、アヴァロン全域での探索と発見の楽しさを強化しています。アクティビティについて、アクティピス氏はこう説明します。「アクティビティとは、プレイヤーが発見し、特定の報酬を得るため任意に参加できるイベントで、相応のリスクが伴います。例えば、サプライズ シップメントでは、コンテナ内に敵対勢力が潜んでおり、撃破するとアーマー ポーチや金庫を開ける USB キーを入手できるチャンスが得られます。他のアクティビティでも、プレイヤーのニーズに応じて異なる報酬が用意されています」

どのアクティビティも、マッチ中の目標に基づいて特定の目的を果たすように設計されているとのことです。それぞれの報酬が何かを把握すれば、何を優先すべきかを選択できるようになります。この意思決定を助けるために、TAC マップ上でアクティビティにカーソルを合わせると、そのアクティビティを開始する前に報酬を確認することができるようになっています。また開発チームは、プレイヤーが複雑なインベントリ管理に負われるのではなく、ゲームプレイを通じて武器を構築していくことを望んでいます。UI を簡素化することで、メニュー画面をじっくりと見るのではなく、戦闘や戦略に集中できるようになりました。この調整は、私個人としても非常に高く評価しているポイントです。

私がもうひとつ気になっているのは、『Warzone』のようにロードアウトを入手できるモードと比べて、「生き残るためのスカベンジ (略奪)」というゲームプレイのループが、「Black Ops ロイヤル」にどう組み込まれるのかという点です。私は以前から、武器やアップグレード、ギアを自ら探し回らなければならないというコンセプトが好きでした。戦場に着地してから、手元にあるものだけで戦い抜くために工夫することが、これまで以上に重要となります。

「私たちは、過去にうまくいった要素を取り入れ、現代のプレイヤーの期待に応えるべくレベルアップさせました。ロードアウトがないことで、全員が対等な立場で戦えます。新規プレイヤーでも数百時間プレイしたベテランでも、武器を見つけて自分のプレイスタイルに合うかを確認し、そこから装備を構築していく――このプロセスによって、より親しみやすく、間口の広いものになっています。一戦一戦が、それぞれ独立した冒険のように感じられるでしょう。現在の『Warzone』は、あまりに “最小限の労力で最大効率を求める” 風潮が強く、そこに時間を投資できていないプレイヤーにとっては、敷居が高く感じられることがありました」

このアプローチは、対戦中の武器アタッチメント システムにも引き継がれています。プレイヤーは地上に落ちている物資やサプライ ボックスからコモンの武器を見つけることになります。それらをアップグレードするには、フィールドに散らばるアタッチメント キットを使用することで、武器のレアリティ ティアが上昇します。レアリティが上がるごとに、あらかじめ決められたアタッチメントが武器に追加されていきます。これは最高ランクのレジェンダリーまで適用され、マッチ中に装備を強化していく際、その効果をしっかり実感できるようになっています。

マッチ中、このシステムがどのように機能するか具体例を挙げましょう。例えば、あなたがコモン レアリティのバイパー スナイパー ライフルを手に入れたとします。そこにアタッチメント キットを使用することで、アンコモン、レア、エピック、レジェンダリーへと順次アップグレードが可能です。アップグレードごとに、弾速、ひるみ耐性、エイム時のブレ (揺れ)、反動制御、次弾の装填速度を向上させるアタッチメントが追加されます。最終形態であるレジェンダリーのバイパーは、ステータスが大幅に強化されるとともに 5 つのアタッチメントを装備した状態となり、圧倒的な精密兵器へと変貌を遂げます。

さらに、別の戦利品獲得チャンスとして、「クレードル ブリーチ」が登場します。ゾンビ襲来と高ランク戦利品をもたらし、「Black Ops ロイヤル」に新たなリスクとリターンという要素をもたらします。アクティピス氏は「『クレードル ブリーチ』は『Blackout』のゾンビ ゾーンを継承した存在です」と説明します。「パブリック イベントが発生するとプレイヤーに警告が入り、ペイロードが投下されて、幻覚を引き起こすクレイドル ガスが放出されます。現時点で 2 つのタイプがあり、ひとつはゾンビの大群で一定数のゾンビを倒すとミステリー ボックスを回す権利が得られ、エキゾチック武器やワンダー武器を入手できます。もうひとつはボス「マングラー」との戦闘で、これを倒すとプレイヤーはレベル 3 アーマー ベストを入手できます」

アクティピス氏によれば、こうした「クレードルブリーチ」での遭遇戦は PvE が中心ではあるものの、やはりこれは『Warzone』であるため、同じ目的でエリアに侵入する (あるいは他プレイヤーの任務完了後に待ち伏せする) 敵チームとの遭遇が予想されます。この不確実性がペイロード投下時の周囲にさらなる緊張感をもたらします。これらのイベントは一定時間のみ発生し、ガスが消散すると敵も報酬もすべて消滅してしまいます。

もうひとつの変更点は、「Black Ops ロイヤル」では強制収容所を廃止し、代わりに再展開トークンと再展開タワー システムが採用された点です。その仕組みはこうです――プレイヤーはまず再展開トークンを 1 つ持った状態でスタートし、敵に倒された際に一度だけ自動で復活します。しかし、2 つ目のトークンを見つけるのは至難の業でしょう。また、「リサージェンス」モードとは異なり、何度も復活できると期待してはいけません。これにより再展開タワーはチームメイトを呼び戻そうとするチーム同士が激しくぶつかり合う、極めてリスクの高い場所となるのです。

私は、強制収容所の廃止という決定は気に入っています。単に私が強制収容所で勝てないからという理由だけでなく、仲間が自分を戦線に戻すために、より連携を取る動機づけになるからです。そして、復活のために再展開タワーが衝突地帯となることで、緊張感はさらに高まり、毎試合のように予期せぬドラマチックな遭遇戦が生まれることになるでしょう。

最後に、消費型で一時的なブースト効果をもたらす PERK システムについて説明します。「プレイヤーは『Blackout』をモチーフにした消費型 PERK を見つけて使用することができます。これらはマッチ中に戦利品として入手でき、プレイヤーの判断で好きなタイミングで発動可能です。PERK は一度に最大 5 つまで所持可能で、マッチを通じてさらに多くの PERK を見つけることができます。PERK は消費型かつ一時的な効果のため、使用タイミングを慎重に判断する必要があります。これが各遭遇戦において、さらなる戦略の深みを生み出しているのです」とアクティピス氏。

特典として、「Black Ops ロイヤル」の進行状況は『Call of Duty: Black Ops 7』、ゾンビ モード、そして『Warzone』とも連動します。各ゲームで獲得した XP は相互に引き継がれ、新武器やアタッチメント、その他テーマ別コンテンツなどの報酬をアンロックすることが可能です。3 月 18 日から 4 月 3 日 (日本時間) まで開催される期間限定イベント「カウンタースカイ」が始まると、特別なアイテム獲得に向けた進捗を稼いで連動することができます。これには、ソードフィッシュ A1 (MR)、エコー12 バックラッシュ ランチャー (アタッチメント) などが含まれます (イベント「カウンタースカイ」についての詳細は、Call of Duty 公式ブログを参照してください)。

「Black Ops ロイヤル」は、オリジナルの「Blackout」を基盤としつつ、懐かしくも新鮮な体験を提供しようとしています。そこには、現在の『Call of Duty: Warzone』で見られるような武器カスタマイズ、戦術的なゲームプレイ、そしてマップ デザインにおける現代的な進化が取り入れられています。オリジナル マップを体験しそびれたファンのひとりとして、今こそ『Warzone』に復帰する絶好のタイミングかもしれません。『Call of Duty: Warzone』の「Black Ops ロイヤル」モードは、3 月 13 日から実装されています。ぜひご注目ください。

Call of Duty: Black Ops 7』は、Xbox Series X|S、Xbox One、Xbox on PC、ROG Xbox Ally などのハンドヘルドPC、Xbox Cloud、Battle.net、Steam、PlayStation 5、および PlayStation 4 で現在好評発売中です。本作は Xbox Play Anywhere に対応しており、Game Pass Ultimate および PC Game Pass でもプレイすることが可能です。

※この記事は米国時間 3 月 13 日 に公開された “How Black Ops Royale is Reviving a Fan-Favorite Call of Duty Experience” を基にしています。

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