複雑に入り組んだコヴナント施設の発光する回廊から、Halo リングそのものに広がる緑豊かな大平原まで、『Halo: Combat Evolved』のキャンペーン ステージは、およそ 25 年前、多くのプレイヤーたちが XBOX での旅を始めた場所です。マスターチーフとなり、幾度となくこれらの馴染み深い場所を駆け抜け、敵を撃ち倒す楽しさは決して色あせることはありません。しかし、『Halo: Campaign Evolved』がもたらす体験は、それだけに留まりません。
Unreal Engine 5 が描き出す、息を呑むような世界を舞台に、新たなストーリー ミッション、ゲームプレイに秀逸かつ奇抜な変化をもたらす新しいスカル、そして最大 4 人で完全協力プレイが可能なキャンペーンなど、本作は『Halo』を最高の形で蘇らせるだけでなく、新鮮なアイデアも数多く取り入れています。本記事では、実際にプレイした体験をもとに、「プレミアム エディション」所有者向けにアーリー アクセスが開始されている『Halo: Campaign Evolved』で注目すべきポイントをご紹介します。
「Operation: METEORITE」― 完全新作のアドベンチャー
『Halo: Campaign Evolved』に加えられた最も大きな追加要素のひとつが、「Operation: METEORITE」です。この追加ストーリーには、メイン キャンペーンのおよそ 1 年前を舞台とする、まったく新しいボーナス ミッション 3 本が収録されています。
あまり多くは語らないことにしますが、マスターチーフとジョンソン軍曹を追うこの追加エピソードは、『Halo: Campaign Evolved』の最初のミッションへと至る出来事に絶妙な背景情報を与えてくれます。そして、私たちがよく知る物語の冒頭で軍曹と再会し、彼の海兵隊員たちを救うために戦う場面が、これまで以上に重みを持って感じられるようになります。チーフと、彼の最も頼もしい仲間のひとりとともに、完全新作の冒険を探索できるのは本当に嬉しい体験です。そしてもちろん、この追加ストーリーにもスカルやターミナルが隠されています。

部隊構成に応じて変化する 4 人協力キャンペーン
シリーズ史上初めて、『Halo: Campaign Evolved』のキャンペーンがオンラインで最大 4 人まで一緒に体験できるようになりました。クロス プラットフォーム プレイにも対応しています。もともとのステージは、協力プレイで最大 2 人のプレイヤーが行動することを前提に設計されていましたが、このリメイクではプレイヤー数が倍になることを考慮して、細部まで丁寧に作り直されています。
武器の出現数はプレイヤー人数に応じて増加するため、全員が十分な装備を確保しながらバランスよく戦えます。また、各ステージもプレイヤー全員がスムーズに移動できるよう調整され、新たに使用可能となった乗り物によって、広大なフィールドもすべてのプレイヤーが快適に移動できます。たとえば「コントロールセンター (Assault on the Control Room)」では、プレイヤーはゴースト、レイス、そしてもちろんスコーピオンを操縦できます。故意であれ事故であれ、自分の乗り物を壊してしまわない限り、誰も徒歩で移動する必要はありません。
新しいスカル、そして懐かしいスカル
最初のミッションの冒頭で「ピラー オブ オータム (The Pillar of Autumn)」のコールド スリープ ポッドから目覚めるや否や、筆者がまずやったことはひとつでした。2001 年以来ずっと場所を覚えている、あの最初のスカルを取りに行くことです。筆者のチーフは 180 度振り向き、今回新たに追加されたスプリント ボタンを使って部屋の奥まで全力疾走しました。しかし、そこにあるはずのスカルは……ありませんでした。
『Halo: Campaign Evolved』では、Halo Studios によりオリジナル版のスカルの配置が完全に変更されています。スカルとは、収集して有効化することで、ゲームの仕組みや環境、敵の配置など、さまざまな要素を変化させる修正効果 (モディファイア) を適用できる収集アイテムです。
それだけではありません。おなじみのスカルすべてに加えて、新しいスカルも多数追加されており、新たなゲームプレイ体験を発見する楽しみも用意されています。小さな変更ではありますが、このよく見知ったフィールドや隠しエリアを、まったく新しい視点で探索したくなる工夫となっています。長年のファンにとって、もう一度スカル探しの楽しさを味わえるのは本当に嬉しいことです。
ちなみに、新しいスカルのひとつには、『Halo: Campaign Evolved』で任意に三人称視点へ切り替えられる機能も追加されています。ぜひ探してみてください。

「Campaign Remix」がプレイ体験を一変させる
『Halo: Campaign Evolved』でスカルを 3 つ集めると、「Campaign Remix」モードが解放されます。この新モードでは、クリアー済みミッションを大きく趣向を変えた形で再プレイできます。
「Remix」では、このモードでミッションを開始するたびに、「Adaptation」「Reload」「Armistice」という 3 つの追加スカルが自動的に有効になります。
「Adaptation」はステージ内に登場する敵の種類をランダム化し、「Reload」は武器配置をランダム化します。そして「Armistice」では、本来敵同士であるあらゆる勢力が互いに同盟を結び、真の悪役であるあなたへ一斉に襲いかかります。
この 3 つの修正効果が同時に働くことで、プレイするたびに心地よいランダム性が生まれます。さらに、『Halo』シリーズの他作品から 9 種類の武器も追加されており、違和感なく新たな楽しさを生み出しています。そしてもちろん、自分が見つけた他のスカルも自由に追加できるため、さらに混沌としたプレイを楽しむことも可能です。
「Campaign Remix」では、ミッションへ追加できる 2 種類の新しいビジュアル エフェクトも導入されています。それが「Nightvision」と「Spore Visibility」です。
前者では、チーフの視界に常時緑色のナイト ビジョン効果が適用され、敵や重要なポイントが鮮やかなネオン グリーンで縁取られて表示されます。より戦略的なプレイを可能とする追加要素であり、暗闇に包まれたコヴナント施設では特に効果的です。

後者はさらに強烈な修正効果が楽しめます。環境全体が分厚い半透明の霧とフラッドの胞子に覆われ、視界が大きく制限され、目の前の物体も歪んで見えるようになります。私が最初に試したくなったのは「ライブラリー (The Library)」でした。このステージではチーフが大量のフラッドと戦いますが、この効果を加えることで、見慣れたステージはまったく別物のホラー空間へと変貌します。薄暗い胞子の雲の中から小型のフラッドが無秩序に飛び出してくる様子は、オリジナル版が持っていた恐怖の本質を見事に再現しつつ、これまで以上にシャープに洗練され、現実味を増しています。
こうした効果は広大な屋外ステージでも非常に印象的です。本編の第2ステージ「知られざる大地 (Halo)」では、果てしなく広がる草原や青空までもが濁った霞に覆われ、プレイ全体に新たな緊張感を与えています。車両を操縦することも (あるいは回避することも)、霧の向こうにいるバンシーを撃ち落とそうとすることも、霧の向こうから差し込む光だけを頼りに接近する敵を見極めることも、その一つひとつの判断に、これまで以上の重みが加わります。それは、この上なく良い意味での変化です。

『Halo: Campaign Evolved』は 2026 年 7 月 29 日に発売予定で、対応プラットフォームは XBOX Series X|S、XBOX on PC、クラウドで、XBOX Game Pass Ultimate にも含まれます。XBOX Play Anywhere に対応しているため、追加料金なしでコンソール版と Windows PC 版の両方をプレイできます。また、Steam および PlayStation 5 でも発売予定です。
本作は XBOX Series X|S、Windows PC、Steam、PlayStation 5 の間でクロス プレイおよびクロス プログレッションに対応しています。
※この記事は米国時間の 7 月 23 日に公開された “Halo: Campaign Evolved – The Brand New Features in This Remake of A Classic” を基にしています。