『Minecraft Dungeons II』: 「gamescom 2026」で公開された新要素

今年初めの「XBOX Games Showcase」において、私たちは『Minecraft Dungeons II』のデモ版をプレイし、ハック&スラッシュ、戦利品集め、そしてシューティングというゲームプレイの核心部分を体験しました。そして今回、「gamescom 2026」で新たなバージョンをプレイし、その中心となるゲームプレイを取り巻くさまざまな要素をさらに詳しく体験できました。

30 分間のプレイでは、のどかな拠点の町「Brave Haven」からスタートし、景色を眺めながら新たに利用できる新オプションのいくつかを確認しています。その後、トロッコによるファスト トラベル システムを使って、激しいボス戦のすぐ近くまで直行し、その道中で細かな変更点のいくつかも体験できました。

今回判明した主な新要素から、特に大きい物を紹介しましょう。

鍛冶屋と付呪鍛冶屋

Brave Haven の中心部には 2 人の職人がいます。ひとりはおなじみ「鍛冶屋 (Blacksmith)」ですが、もうひとりは……少し聞き覚えの薄い「付呪鍛冶屋 (Enchantsmith)」です。鍛冶屋の役割は非常にわかりやすいものですが、どちらもゲームの最初から最後まで利用することになるだろうと、すぐに感じました。

所有している装備はどれでもここで選択でき、少額の料金を支払えば、現在利用できる最高のパワー レベルまで強化できます。これは、ハック&スラッシュ系のゲームで起こりがちな悩ましい問題に対するシンプルな解決策です。特定の剣や弓、防具を気に入ったとしても、より強力な装備を見つけたからという理由だけで、それを手放す必要はありません。さらに鍛冶屋は、もうひとつの問題も解決してくれます。「見た目は気に入っているのに、付与されたバフ(強化効果)が自分のビルドに合っていない」という装備品があれば、その効果をリロール(再抽選)して新しいバフにへと入れ替えることができます。うまくいけば、自分にとって完璧なアイテムを作り上げることが可能です。

鍛冶屋が装備を調整し、磨き上げる場所だとすれば、付呪鍛冶屋はそのアイテムの働きそのものをまったく新しいものへ変えられる場所です。冒険の途中では 「付呪本 (Enchant Books)」を見つけることがあり、これを使うと武器へ新たな効果を追加できます。本を付呪鍛冶屋のもとへ持ち帰り、新たに登場する魂を侵食された「ソウル コラプト(Soul Corrupted)」状態の敵が落とす通貨を一定量支払うことで、その効果をアイテムへ付与できます。

短いデモ時間と限られたエンチャント数の中でも、ビルド構築の可能性には思わず胸が躍りました。選択肢を眺めていると、回避ロールの使用頻度を高めるものを発見しました。しかし、その隣には「回避ロールをするたびに矢を放つ」という能力がありました。そこへさらに、「すべての矢へ炎の効果を加える」という効果を付与したらどうなるでしょうか? ひとつのメニュー画面を操作しただけで、キャラクターにまったく新しい能力のシナジーを生み出すことができたのです。

Copper Monstrosity との対決

ビルドの調整を終えた私は、いよいよ決戦へ向かいました。私のキャラクターは遠距離 DPS に非常に優れており、爆弾を設置できるうえ、自身を強化する便利な手段もいくつか備えています。今回はオーバーワールド全体を移動できるため、Brave Haven から目的地に最も近い停留所までトロッコで移動しましたが、それでも道を塞ぐ数十体もの敵と戦わなければなりません。

ここで改めて実感したのは、『Minecraft Dungeons II』の戦闘がいかにスピーディーで爽快に仕上がっているかということです。どの戦闘でも弓を放ち、剣で敵にとどめを刺し、アーティファクト(特殊な能力をもたらすアイテム)を何度も使う必要があります。しかし同時に、能力のクールダウンは非常に短く設定されているため、次の能力が使えるようになるまで守りに徹して待つような展開にはならず、常に全力で戦い続けているように感じられます。「Minecraft」関連 のゲームについてこう表現するのは少し不思議ですが、『Minecraft Dungeons II』は攻め続けることを軸に作られているように感じました。可能な限り絶え間なく敵へ挑み続けるほど報われる作りになっているのです。

目的地へ到着すると、そこでも徐々に強くなっていく敵の待ち伏せを受けました。そして最終的に塔を登り、このデモで新たに登場するボス「コッパーの怪物 (Copper Monstrosity)」 と対峙します。その名のとおり銅でできた巨大な塊のような怪物は、当初は回避(あるいは私のように回復ポーションを浴びるように飲むこと)を余儀なくされる強烈なパンチを繰り出す、典型的なタンク役として立ちはだかりました。しかしすぐに、足元を火花が這ったあとに発動する雷の範囲攻撃や、アリーナ全体を横切る不意打ちの突進攻撃まで仕掛けてきて、完全に不意を突かれました。

このひとつの戦闘だけでも、戦闘の多様性と確かな手応えが伝わってきます。通常の敵との戦いと同じく、持てる能力をすべてを総動員することが求められますが、今回はそこに明確なリスクとリターンが加わっています。どう反応するかを少しでも考えなければ、ボスは一瞬の判断ミスで体力を大幅に削ってくるのです。『Minecraft Dungeons II』はあらゆる経験レベルの人が楽しめるアクション RPG ですが、かといって常に手加減してくれるとは限りません……。

遊びやすさの向上

短いプレイ時間の中で、前作『Minecraft Dungeons』から真の続編へと進化させる、小さな要素の積み重ねも見ることができました。小さいながらも重要な変更のひとつが、画面上に表示できるインベントリです。方向パッドの上方向を押すと、標準のインベントリ メニューへ移動しますが、上方向を長押しするとメニューの縮小版が画面上に表示され、素早く装備を入れ替えられます。

これは特に、ローカル協力プレイを楽しむプレイヤーを意識した仕組みです。これまでは同じ画面を使っているチーム全員が、ひとりずつアイテムを整理し終えるのを待つ必要がありましたが、今作では各プレイヤーが自分のミニ メニューを同時に表示できます。

一方、そうしたメニューをもっとじっくり使いたい人には、意外なほど見応えのある「効果とエンチャント (Effects and Enchantments)」メニューがあります。ここでは、武器、防具、タリスマンから得られるすべての効果が、ひとつのリストにまとめられます。ビルド構築を本格的に追求するのであれば、ここでかなりの時間を過ごすことになるでしょう。自分のアイテムがビルドにどのような影響を与えているのか、どれを調整すべきなのか、そしてどこを改善できそうなのかを正確に把握できます。

大きなシステム変更と同じくらい、前作から加えられたこうした細かな改善も、Mojang Studios がこの続編をさらに先へ進めようとしていることを物語っています。同じ画面で遊ぶプレイヤーから、このジャンルをやり込む熱心なファンまで、幅広い人にとって体験を向上させることで、単に「誰もが楽しめる」だけでなく、「どんな人でも楽しめる」アクション RPG という約束を果たそうとしています。

『Minecraft Dungeons II』は 9 月 29 日に XBOX Series X|S、XBOX on PC、XBOX Cloud向けに発売され、Game Pass Ultimate または PC Game Pass にも対応します。XBOX Play Anywhere により、XBOX コンソールと PC の両方で追加料金なしでプレイ可能です。Steam、PlayStation 5、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2 でも発売予定です。

※この記事は米国時間 8 月 26日に公開された “Minecraft Dungeons II: The New Features Being Shown at Gamescom 2026” を基にしています。

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