概要
- 『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』が明日、2025 年 9 月 26 日に Xbox Series X|S と Xbox on PC で発売されます。
- 本作は、『レッドシーズプロファイル』などを手掛けた SWERY (末弘秀孝) 氏と、『ノーモア★ヒーローズ』などを生み出した須田剛一 (Suda51) 氏のコラボレーションによる話題作。秘密やイースターエッグ (隠し要素)、両ディレクターの DNA が詰まった、ホラー ジャンルへのラブレターとも言える作品となっています。
- 協力プレイと PvP マルチプレイ (今回の「Xbox 東京ゲームショウ2025 ブロードキャスト」で公開) で、ホテルの恐怖を仲間と一緒に体験したり、競い合ったりできます。
日本の人気ゲーム クリエイターふたりがタッグを組んで、何も起こらないはずはありません。『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』は、20 年以上にわたってマニアックなゲーム カルチャーを生み出してきたふたりのディレクター、SWERY (末弘秀孝) 氏と須田剛一 (Suda51) 氏による夢のプロジェクトです。
明日 9 月 26 日発売の『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』は、生命が足を止め、死が廊下を闊歩する異空間のチェックインへとプレイヤーを誘います。ホテルの 7 つのエリアには、それぞれに現実が歪められた新たな脅威、奇妙な客、深遠な物語が登場。新米の連邦保安官であるジャスティーンは生き残るための戦いの中で、現実とは何か、そして彼女の人生を築いてきた真実さえも問いかけることになります。

今回、「Xbox 東京ゲームショウ2025 ブロードキャスト」の中で開発チームから紹介された『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』のマルチプレイ要素は、単なる賑やかしの追加要素ではありません。ホテルはひとりで挑むことも、他のふたりとチームを組んで最大 3 人の協力プレイで挑むことも可能であり、自分や仲間の戦い方によって毎回新たな展開が生まれます。ひとりでも、仲間と一緒でも、スピーディーでフレキシブルな戦闘に変わりはありませんが、後者では新たな複合要素や戦略性が加わります。
協力プレイに加えて、『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』には PvP モードも用意されており、ソロプレイでは悪夢のようだった戦いが予測不能な体験へと変貌します。他プレイヤーが進行中のプレイに侵入し、互いに敵対するドッペルゲンガーとなって、どちらかのプレイヤーが倒れるまで死闘をくり広げるのです。勝利すると、武器ティアのアップグレードや誰もが憧れる「ブラッディ・マーシャル・バッジ (Bloody Marshal Badge)」を獲得できます。強烈でリスキーな、深い満足感が得られるように作られたモードと言えるでしょう……少なくとも勝者にとっては。

その結果、共有が可能な、ソロプレイとは異なる感覚を味わえるように作られたホラー体験が実現しました。とんでもないキルを仲間と達成して大笑いした次の瞬間には、ホテルのレストランで襲い来る殺戮トマトから生き延びようと全員がドキドキ。同じ展開は二度となく、チームごとに独自の体験が生まれます。ただし、仲間を圧倒するには、その前にまずホテルを制覇して大金を稼ぐ必要があるのでご注意ください。
『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』 誕生の経緯
共有型ハック & スラッシュのような凄まじいマルチプレイを実現した『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』ですが、そもそも本作の成り立ち、日本の予測不可能なふたりの人気クリエイターがひとつのプロジェクトに集ったこと自体が話題性十分でした。

本作の構想が初めて浮上したのは 2019 年。東京・渋谷で開催された須田剛一氏のトークショー「トラヴィス・マンデー・ナイトロ 2 (Travis Monday Nitro 2)」に SWERY 氏がゲスト出演したときでした。「いっしょに『ホテル・バルセロナ』というゲームを作りましょうよ」といった冗談交じりの会話がすぐに現実味を帯び、数か月後、ふたりはカナダで再会。本格的にコンセプトを練り始めます。その夜、Twitter (現 X) で発表されたのは、呪われたホテルを舞台に、あらゆるジャンルの殺人鬼が徘徊する、シュールなアクション ホラー ゲーム。
須田剛一氏がホテルの世界観や生存ルールといったベースを考案し、それを SWERY 氏と White Owls 社のチームがキャラクター、システム、物語へと膨らませていきました。当初から目標は明確でした。特定のホラー映画を再現するのではなく、数十年にわたるホラーの歴史を新たな形へと昇華させることです。

「特定の映画ではなく、ホラー ジャンル全体――’80 年代のスラッシャー映画、’90 年代のカルト クラシック、現代ホラー、そしてその間のあらゆる作品へのラブ レターを作りたかったのです」と SWERY 氏は語ります。「『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』はホラーそのものへのオマージュなのです」。
SWERY 氏にとって、須田剛一氏との共同制作はキャリアの節目となりました。「須田さんは業界の先輩であり、長年リスペクトしてきた方です」と彼は話します。「世界観の構築、中核となるジャンル、アクション重視のコンセプトを須田さんが考案し、私はそれらを独自の方法で掘り下げました。お互いの強みを融合させた、最高のゲームになったと思います。いっしょに作ることができて本当に光栄です」

今回のコラボレーションは単なる両者のスタイルの組み合わせではなく、それらを増幅させるものでした。「インパクトも、カオスも、面白さも倍増です」と SWERY 氏は語ります。「ふたりの狂気性がぶつかり合い、圧倒的なパワーを宿したゲームが生まれました。その意味で、本作は私が手掛けた最高の作品だと思っています」
さらに、日本のクリエイティブな人材が集結したチームにより、ドット単位でその血統が刻み込まれています。キャラクター デザインは、『鉄拳 8』『ストリートファイター 6』「ザ・キング・オブ・ファイターズ」シリーズなどで知られるイラストレーターの巨匠、ヒロアキ氏。アート ディレクションは、『LORD of VERMILION – ロード オブ ヴァーミリオン』『天穂のサクナヒメ』などを手掛けた川崎敦氏。不気味な音響は『Demon’s Souls』や『Dark Souls』などのオーディオディレクターである TECHNOuchi 氏。オリジナル アニメ カットシーンは、『チェンソーマン』『BEASTARS』などを担当した南條沙歩氏が制作しました。この豪華な布陣により、『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』はふたりの人気ディレクターによる夢の饗宴であると同時に、日本のゲーム制作技術が結集した最高のショーケースとなっています。

本作に登場する殺人鬼たちは、まさに先述のコンセプトを体現するもので、それぞれがサマー キャンプもの、宇宙人もの、カニバリズムものといったホラー映画のサブ ジャンルからインスピレーションが得られています。両ディレクターの過去作へのさりげないオマージュも散りばめられており、あらゆる扉の向こうで衝撃の展開に出会えるようになっています。
開発チームは、このコンセプトを実現するために、非常にこだわったゲームデザインを採用しました。そのひとつが「スラッシャーファントム」システムで、主人公が最後に命を落としたときの動きを写し取って行動する影 (スラッシャー ファントム) たちと共闘することができるというものです。『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』のローグライト システムの一部であり、あらゆる試みがファントムを生み出し、次のプレイのバランスを変化させ、プレイするたびに予測不能な展開が生まれます。
「このメカニクスにとっては、2.5D がその感覚を表現する一番スムーズな方法でした」と SWERY 氏は説明します。「ホラーの雰囲気を損なわずに、アクションに独自の要素を加えることができました」

SWERY 氏にとって、『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』のビジョンはエンターテイメントの域を超えるものです。
「ただ面白いゲームを作りたかっただけではなくて」と彼は語ります。「プレイヤーが個人的に共感できるようなテーマやアイデアを盛り込みました。プレイを楽しむだけでなく、何かを持ち帰ってもらえたら理想的です。その過程で、自分を見つけることだってできるかもしれません」
『HOTEL BARCELONA (ホテル・バルセロナ)』は 2025 年 9 月 26 日に Xbox Series X|S と Xbox on PC で発売され、Xbox Play Anywhere に対応します。さあ、チェックインして敵を殲滅し、燃やし尽くす時間です。
※一部固有名詞の日本語訳は仮称です。
※この記事は米国時間 2025 年 9 月 25 日に公開された “Headline: Hotel Barcelona – How Two of Japan’s Most Legendary Game Directors Joined Forces” を基にしています。