ブラインド ドライビング アシストやワンタッチ ドライビングなど、これまでで最もアクセシブルな『Forza Motorsport』を紹介

今年発売予定の『Forza Motorsport』において、開発の Turn 10 Studios スタッフ一同は、世代を超えた新たな没入感やリアリズムを体験していただきたいと思っています。これまでで最も技術的に高度で本格的なレーシング ゲームを作り上げているのはもちろんですが、この『Forza Motorsport』はこれまでで最もアクセシブルなゲームであるという、もうひとつの目標を達成しています。

楽しみにしていただきたいアクセシビリティ機能はいくつかあり、それぞれが重要なものです。今回は Turn 10 のチームを代表して、より多くの人がプレイできるようにするための、新しくて革新的な機能のいくつかを詳しく紹介しましょう。

ブラインド ドライビング アシスト

ブラインド ドライビング アシスト (BDA) は、全盲または弱視のプレイヤーのために作られた機能です。長年にわたる研究とフィードバックの後、アクセシビリティ コンサルタントでありブラインド ゲーマーである Brandon Cole 氏や、障碍のあるゲーム プレイヤーのコミュニティからのフィードバックにより、私たちは約 2 年間かけてこの機能を構築してきました。開発期間中、Brandon 氏をはじめとする全盲または弱視のプレイヤーから貴重なフィードバックをリアルタイムに提供していただき、ブラインド ドライビング アシスト機能の作成と改良を続けてきたのです。

ブラインド ドライビング アシストは、全盲または弱視のプレイヤーが『Forza Motorsport』のコースを走るとき、補助的なオーディオ キューを鳴らすことで操作をナビゲートします。この機能は Turn 10 のオーディオ チームによって開発され、アクセシビリティ チームとの連携も密接に行いました。プレイヤーは、アクセシビリティ メニューから、コース上で使われる各オーディオ キューの詳細な説明やサンプル音声を聴くことができます。それぞれの音声情報が何を表しているのかを理解した上でサーキットに向かい、この機能を実戦で試すことができます。

ブラインド ドライビング アシストでは、コース上での車の位置や向き、曲がり角へのアプローチや進み具合、カーブまでどれだけ減速する必要があるか、そしてシフトチェンジのタイミング (MTの場合) など、車に関する情報も音声で提供されます。

チーム全体にとって重要だったのは、ブラインド ドライビング アシストが単なるゲーム モードではなく、完全なゲーム体験の一部として機能することでした。目の不自由な方や弱視の方にも『Forza Motorsport』を他のプレイヤー同様に、開発者が意図したような形で楽しんでもらいたい……つまり、「自分自身で最適な運転判断を下せるような情報を、音声で提供する」ことで、過不足のないゲーム体験をしてもらいたかったのです。そのため、この機能があるからといって、全盲または弱視のプレイヤーにとって、ゲームを歯ごたえのないものにするわけではないと Brandon 氏もまず言うでしょう。プレイヤーはオーディオ キューを頼りに運転する技術を徐々に磨く必要があります。しかし、慣れてくれば、この画期的なシステムによって、ゲームを十分に楽しめるようになるでしょう。また発売間近になったら、コミュニティのためにもっと多くの情報を共有したいと思います。

ワンタッチ ドライビング  

『Forza Motorsport』のもうひとつの革新的な点は、運転中必要な操作の量や組み合わせをカスタマイズできることです。この機能を開発するため、チームは開発中のさまざまな段階で Xbox ユーザー リサーチ チームと協力し、さまざまな運動能力や体力にハンディキャップがあるプレイヤーの意見を取り込みました。これらの補助機能は、複数のボタンを同時に押したり、コントローラーを握ったり、ボタンの長押しを維持することが困難なプレイヤーのために作られたもので、これまで以上に深いレベルで運転操作のカスタマイズを可能にします。自動シフト チェンジなどの基本的な操作から、ステアリングやブレーキのアシスト、スロットルやピット インのアシストまで、自分好みの操作性を実現することが可能です。

スクリーン ナレーター

ナレーション機能もプレイヤーの好みや情報ニーズに合わせて調整することができ、ゲーム プレイをサポートします。このオプションでは、ナレーションの音量、ピッチ、スピードのコントロールと、ナレーターの音声を選べます。

ナレーター音声のオプションは多岐にわたっており、リーディング リストの位置、ナビゲーションのキーワード、ボタンのヒントなどの設定もあります。これにより、プレイヤーが慣れてきたら情報過多を解消し、必要に応じて調整することができます。

これまでで最もアクセスしやすい『Forza Motorsport』

『Forza Motorsport』のアクセシビリティ機能は、これだけにとどまりません。ここでは、『Forza Motorsport』に搭載される数多くの素晴らしいアクセシビリティ機能をいくつかご紹介します。

機能の説明

  • ブラインド ドライビング アシスト: 目の不自由な方や弱視の方は、操作はもちろんのこと、ラップタイムの向上やレースの完走をサポートする音声コンテンツを利用することができます。各オーディオ キューを個別に有効化することができ、ピッチやボリュームを調整することで、自分のニーズに合わせて使用することができます。
  • ワンタッチ ドライビング: ブレーキ、ステアリング、スロットルの各アシストを自由に組み合わせて、運転に必要な操作を減らすことができます。これらのドライビングアシストにより、ユーザーは自分のドライビング体験をカスタマイズし、アシストの数を少なくしたり多くしたりして遊ぶことができます。
  • スクリーン ナレーター: ナレーター機能によって、 視覚的なUI からの情報を音声で受け取ることができ、メニュー操作もしやすくなります。また、この機能を細かくカスタマイズできるオプションが用意されており、どのような情報を受け取るか、ユーザー自身で決めることができます。
  • ダイナミック オーディオ ディスクリプション: ゲーム内のシネマティックで、時間帯や天候によって変化する状況を音声ガイドで聞くことができます。
  • テキスト トゥ スピーチ / スピーチ トゥ テキスト: 他のプレイヤーに、テキストから生成した音声を送ったり、逆に他のプレイヤーから送られてくる音声を、テキストで表示したりすることができます。
  • UI カラーブラインドネスモード: 色覚多様性に応じて UI の色を変更することで様々な情報を識別しやすくできます。
  • ワールド カラービラインドネス フィルター: トラック、クルマ、ドライバー、ゲーム内シネマティックなどの3Dオブジェクトのレンダリングにフィルターを追加して、色情報を識別しやすくできます。
  • コントローラーのリマッピング: コントローラーのマッピングを変更できます。プレイヤーが望む操作の割り当てにさらなる柔軟性を提供します。
  • サブタイトル: 字幕のあり/なし、字幕フォント サイズや字幕の背景の不透明度を調整することができます。
  • オーディオ カスタマイズ セッティング: 様々な音声グループの音量をプレイヤーが独自にカスタマイズし、好みの音声体験を実現できます。
  • 対戦相手の難易度: AIとの対戦時、運転レベルをカスタマイズできます。
  • テキスト スケーリング: メニューのテキストを様々なスケーリング オプションで調整できます。ゲーム内 HUD もサイズ変更に対応予定です。
  • コントラクト: UI や HUD のコントラスト(明るさ・暗さ)を調整することができ、それぞれコントラスト比を高くして読みやすさを向上できます。
  • ムービングバックグラウンド: 動く背景を無効化し、メニューの読みやすさと操作性を向上できます。

Turn 10 のアクセシビリティに対するコミットメントに終わりはありません。私たちは常にプレイヤーの声に耳を傾け、より多くのプレイヤーが大好きなゲームをプレイできるような機能を作り出そうと努力しています。私たちは、これまで以上に多くのプレイヤーが『Forza Motorsport』を体験できるようにするために行われている作業を、非常に誇りに思っています。

Forza Motorsport』は今年、Xbox Game Pass、Xbox Series X|S、Windows PC、Steam、Xbox Cloud Gaming (Beta) で提供されます。今後もご期待ください!

※この記事は米国時間 4 月 27 日 に公開された “From Blind Driving Assists to One Touch Driving, Meet The Most Accessible Forza Motorsport Ever” を基にしています。

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