6 か月前、私たちは ASUS と AMD とのパートナーシップのもと、ROG Xbox Ally と ROG Xbox Ally X を 45 か国のプレイヤーの皆さんにお届けしました。これらのハンドヘルド デバイスは Xbox のパワーと Windows 11 に期待される自由な体験を、ハンドヘルド デバイスというフォーム ファクタにおいて初めて結び付けました。
パートナー各社との協力により、私たちはプレイヤーの皆さんからのフィードバックに基づいた継続的なアップデートを実施しています。これらの取り組みにより、数百の有名タイトルのハンドヘルド体験に向けた最適化、プレビュー版「デフォルト ゲーム プロファイル」の提供開始、Xbox モードの拡張を含めた様々な改善が行われています。
今回のアップデートではデバイスがテレビやモニターなどの外部ディスプレイにドッキングされた際の体験を主に改善します。これにより、ドッキングされた ROG Xbox Ally ハンドヘルド デバイスはこれまで以上に見た目、手触り、そしてプレイ感までもが Xbox コンソールのような体験へと近づきます。
本アップデートをご体験いただくには、「Armoury Crate SE」、「Xbox PC アプリ」、「Game Bar」、そして「Windows 11」を最新の状態までアップデートする必要があります。
ドッキング体験の改善
- ドッキング時はテレビ出力がデフォルトに
ROG Xbox Ally または ROG Xbox Ally X をドックに接続すると、ゲーム画面はテレビへと自動的に切り替わり、本体のディスプレイはオフになります。これにより、解像度とリフレッシュ レート、そして HDR 出力が最適化され、大画面で最高の体験が得られるようになります。
- スマート テレビではゲームが自動で最適化
サムスン、LG、または Vizio の最新スマート テレビに ROG Xbox Ally、または ROG Xbox Ally X を接続した場合、低遅延で高画質を実現する以下のゲーム機能が自動で有効になります。
- Auto Low Latency Mode [ALLM]
- Auto Game Mode [サムスン]
- Game/PC Mode [Vizio]
また、ASUS との協力により、各ハンドヘルド デバイスを以下のデバイスに接続している場合、それぞれの機能が有効になります。
- ROG Bulwark Dock: HDR10、可変リフレッシュ レート(VRR)
- ROG 100W Charger Dock: HDR10
これらの機能は、「Designed for Xbox」認証を受けている各ドック製品においても順次対応する予定です。
- 「Game Bar」のディスプレイ ウィジェット
ドッキング時、コントローラーを使って Game Bar から直接ディスプレイ設定を素早く調整できます。新しいディスプレイ ウィジェットでは解像度、リフレッシュ レート、表示モードなどの主要な設定をコンソールのような操作感で一括管理でき、ゲームを中断したり、Windows 設定を開いたりする必要がありません。テレビや接続環境に対応した項目のみが表示されるため、簡単に最適な映像設定へと調整が可能です。
- ドッキング時のコントローラー接続を改善
Xbox または「Designed for Xbox」コントローラーをペアリングすると、ドッキング中の ROG Xbox Ally 本体の内蔵操作は自動的に無効かされ、ペアリングしたコントローラーが操作の主体となります。複数のコントローラーもゲーム内で認識され、マルチプレイやローカル協力プレイに対応します。ハンドヘルド モードに戻る際は、コントローラーの接続を解除するだけで簡単に切り替えられます。最適な体験のためドッキング前にコントローラーをペアリングしておくことが推奨されます。
- 「Gamepad Cursor」
「Gamepad Cursor」により、ウェブ ブラウザ、音楽ストリーミング アプリ、サード パーティー PC ストアフロントなど通常はコントローラー入力に対応していない環境でも操作が可能になります。この機能は現在、Game Bar のアップデートを通じてすべての Windows 11 PC に順次展開されています。
プレビュー版自動スーパー解像度

私たちはこれまでに、ゲームの映像をより鮮明にし、動作をより滑らかにすることを目的とした自動スーパー解像度 (AutoSR) をご紹介し、これが ROG Xbox Ally X に対応予定であることをお伝えしてきました。プレビュー版の自動スーパー解像度は本日より ROG Xbox Ally X を使用する Xbox Insider 向けに利用可能となり、得られた知見は体験の改善に役立てられます。
これまでプレイヤーの皆さんは長年にわたって画質とパフォーマンスのどちらかを選ぶ必要があり、解像度を挙げればフレーム レートが低下し、逆にパフォーマンスを優先すれば画質が犠牲になるというトレードオフが存在してきました。外部ディスプレイに接続してドッキング モードでプレイする際、自動スーパー解像度はこのバランスを大きく変えます。大画面での体験において重要となるピクセル数を維持しつつ、1440p 相当のディテールと滑らかなフレーム レートを同時に実現します。さらに今回のプレビューでは自動スーパー解像度と Game Bar との統合も実施され、Xbox Insider のメンバーであれば本機能をゲーム タイトルごとに適用するかを簡単に制御できるようになっています。
今後も自動スーパー解像度の改良と適用範囲の拡大を進めるにあたって、Xbox Insider コミュニティからのフィードバックを楽しみにしています。具体例や活用のヒントを含む詳細については「Auto SR DirectX ブログ (英語ページ)」をご参考ください。
超広帯域のステレオ音声
昨年 12 月に Xbox Wireless Headset 向けのアップデートが配信され、Bluetooth LE Audio への対応が追加されました。これにより、Xbox Wireless Headset を ROG Xbox Ally のような LE Audio 対応の Windows 11 デバイスに接続した場合、音声遅延の低減やバッテリー持続時間の向上といったメリットが得られます。
そして今回、ROG Xbox Ally ハンドヘルド デバイスでは Bluetooth LE Audio によって「超広帯域ステレオ音声 (英語ページ)」でのストリーミングが可能となりました。Bluetooth 接続時において初めて、ボイス チャットでマイクを使用している最中でも、高音質なステレオ音声を維持しながらゲームへの没入感を保つことが可能になりました。
超広帯域ステレオ音声は Bluetooth LE Audio に対応したヘッドセット、イヤホン、補聴器で利用可能で、Xbox Wireless Headset もその対応デバイスに含まれます。LE Audio 機能を有効化するには、お手元の Xbox Wireless Headset が最新バージョンにアップデートされていることをご確認ください。
振動機能の強化
強化された振動機能は、Xbox デバイスに期待される体験により近い、より豊かで洗練された触覚フィードバックを実現します。この機能により、ゲーム内の振動表現はよりリッチで滑らかに感じられるようになります。
複数の PC ストアフロントを 1 つのライブラリに統合

近頃、Xbox PC アプリのライブラリ体験が刷新され、複数のストアフロントにまたがってインストールされているゲームを 1 か所にまとめて表示できるようになりました。
今月より順次提供される予定のアップデートでは Xbox PC アプリ上から直接インストール済みのゲームやアプリを追加、削除、編集、そして起動できるようになります。これには他のストアフロントやランチャーのタイトルも含まれます。ライブラリ内に新たに登場する「+」ボタンを使えば、カスタム ゲームやアプリを手動で追加することも可能です。追加したタイトルはライブラリから直接起動でき、名前、アイコン、起動先、コマンド ラインによるオプションなども自由にカスタマイズできます。なお、統合ライブラリから削除されても、元のゲームやアプリ自体には影響しません。
その他の改善点
プレイヤーの皆さんからのフィードバックをもとに、ROG Xbox Ally における体験には他にもいくつかのアップデートが加えられています。詳細についてはパッチノートをご確認ください。
ハンドヘルドの互換性プログラム、デフォルト ゲーム プロファイル、そして高度なシェーダー配信対応タイトル

この 6 か月間、私たちのチームおよび開発パートナーは Windows 11 搭載のハンドヘルド デバイスでより多くのゲームが美しく、快適に動作し、優れた体験を提供できるように注力してきました。現在までに、ハンドヘルドの互換性プログラムを通じて、1000 本以上の Windows PC ゲームがハンドヘルド環境ですぐに、そして快適にプレイできるようになっています。
また、昨年後半には「デフォルト ゲーム プロファイル」を導入しました。これにより、外出先や電源に未接続の状態でも、対応ゲームを最適な設定とパフォーマンスで簡単にプレイできるようになります。さらに高度なシェーダー配信 (ASD) によって、対応ゲームの初回起動時に事前コンパイル済みのシェーダーをダウンロードし、タイトルを高速に立ち上げ、スムーズに動作させることが可能となりました。これら 2 つの機能は現在、ROG Xbox Ally および ROG Xbox Ally X の両デバイスに対応しています。
現在では、多くの人気タイトルがこれら 3 つすべての機能に対応しています。『NINJA GAIDEN 4』、『Grounded 2』、『High on Life 2』、『The Outer Worlds 2』、『ARK: Survival Ascended』、『モンスターハンターライズ』、『Gears of War: Reloaded』などがこれに該当し、今後はさらに多くの既存タイトルおよび新作タイトルに対応を拡大していく予定です。5 月 19 日 (火) に Xbox および Windows PC 向けに発売予定の『Forza Horizon 6』もその一つで、Premium Edition または Premium Upgrade バンドルを利用すれば、最大で 4 日間の先行アクセスを楽しむことが可能です。
今後の展開について
ROG Xbox Ally およびその他の Windows 11 デバイスにおける Xbox 体験の改善と進化は、今後も継続していきます。皆さんからのフィードバックをもとに、さらに多くの新機能や改善を準備していきますので、ぜひご期待ください。まずは今回の最新アップデートと機能強化をお楽しみいただき、これからも引き続きぜひご意見をお聞かせください。
※この記事は米国日時 4 月 30 日に公開された “New ROG Xbox Ally Updates: Docking Improvements, Auto SR Preview, Collective Library, Enhanced Vibration, and More” を基にしています。